14人の恩人 ~「恩人」栗林佐知を読んで~
~根拠は?~
栗林佐知短編集「はるかにてらせ」未知谷 より
「恩人」を読んでの交流。
主人公にとって「14人」の恩人が発見された。
私もそこまで気づかなかった。交流した意味があった。
さすが、実習の後だけあって指導者バリに
「根拠は?」
と、鋭い質問も。
答える側も、その根拠もしっかりと示していた。
私もこの交流を通して、
「映画化されないかなぁ」
と、強く感じた。
翌日の授業前、
「なかなか小説を読む機会がなく、授業で読めてよかった」
「家で、もう一度本を読み返してみた」
との生徒の感想が。授業中に読む時間をとり、交流できてよかった。
次回はいよいよ
第70回 小説現代新人賞受賞作
「券売機の恩返し」
を読むことに。