2015年12月13日 05:48
《愛に絶望した人は愛を裏切らぬ存在を求め、自分の悲しみを理解してくれることに望みを失った者は、真の理解者を心の何処かで探しているのだ。それは感傷でも甘えでもなく、他者にたいする人間の条件なのである》
遠藤周作『キリストの誕生』新潮文庫p250
を読んで、みーみー泣いた時を思った。
— kuribayashi.sachi (@KuribayashiS) 2015, 12月 12
【絶望したらカフカを】
今の私に響いたのは〈文学というのは不思議なもので、この本だけは自分のことを分かってくれると思わせてくれる。こうした共感が絶望した時どれほど救いになるか〉というところ。
文学はそんな道具じゃない、との批判もあるでしょう。
でも私はこれぞ文学の仕事と思います。
— kuribayashi.sachi (@KuribayashiS) 2015, 12月 12