女性の役割 細かく多く…

星野 健

2014年04月24日 05:20



 昨日、PTA役員総会へ行ってきた。
 私以外、会長を除いてすべて女性だった。
 役割の割り振りも、互いに配慮し、
 時間をできるだけ拘束しないように分担していた気がする。
 ただ、その分だけ、責任者の負担は大きいような気がした。

 それにしても、男性は「仕事」という役割に専念。
 昔は女性が「家庭」に縛り付けられていた
 と思っていた。
 しかし、今、女性は家庭から「解放」のメリットは少ない割に、
 負担は昔以上に多くなっている気がする。

 待機児童の問題では、3歳までは「家庭」で。
 子育ての中心は、やはり女性。
 介護の問題でも、家族の介護の担い手は「女性」で。
 医療の進歩で、介護される側が、
 昔に比べ「長生きする」状況に。
 労働力不足・家計の補充のために、
 「仕事」にも女性の進出を求められる。。

 仕事のために、
 資格を取るために、
 仕事のスキルアップのために、
 マニュアルを覚えるために、
 …
 勉強も、空いた時間でやらなければならない。

 女性の睡眠時間は、世界的にも一番短い。
 さらに、他国では男性の方が睡眠時間が短いのに、
 日本では、女性の方が短い。

 どこまで負担を女性に強いるのか。
 細かく、多く…いろいろな場面で
 「少しずつ増やすだけ」
 と言われても、
 「受け止める側の総量」
 は、配慮されない。

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