数学の文章記述問題、導入見送り?  ~初年度大学共通テスト~

星野 健

2019年07月17日 00:01


 ~今後の授業は見直しか?~


18年11月の2回目の試行調査では、数式を書かせた2問の正答率が5.8%、10.9%。
短文を書かせた残り1問の正答率は3.4%と低迷していた。
3問全てで「数式だけを書かせる方式」に変更となるかもしれない。

採点基準の問題もある。
そして、採点にかかるコストも時間も無理だったのだろう。
「大学共通テスト」なので、落ち着くところに落ち着いてほしい。
しかし、現行と同じ「数式の一部の数字のみ」までには、戻らないだろう。

一人一台iPadによるICT授業を、私は岐阜聖徳学園では行っている。
「ロイロノート」を使い、一人一人の思考過程を授業内で確認している。
その中での「ミス」や「回り道」を、あえて表示することもある。そして、修正していく。
表示は「無記名」なので、生徒のみなさんはミスを恐れずに書き込むことができる。ミスはみんなに役立つ。

「大事な数式」についての意識を高めるには、どのような工夫をすればいいのか。
授業の導入部分での工夫が、まだ足りていない気がする。
そして「どのようにまとめさせていくのか」を検討し、より簡素な方法を印象付けていきたい。
夏休みに考え、2学期以降の授業に役立てていきたい。


まだまだどうなるのか…わからないようだ。

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