厳しい受験環境から進学先を探る ~作業療法士を目指す高校生~
~あらゆる手を考える~
入塾・進路相談でのこと。
現役高校生で、作業療法士を目指している。
その方の平均評定が高い。指定校推薦も狙える状況だ。
出来れば、年内の入試で進路を確定したい。
看護に比べ、総定員がかなり少ない。
また、理学療法士に比しても少ない。
同じ学校で募集している場合、
理学療法の半数が作業療法の定員というケースも少なくない。
この場合、第2希望に「理学療法」を書くという選択肢もある。
年内の入試で「合格」を目指すことを第一に考えるなら、第2希望を書くこともアリだ。
しかし「作業療法のみ」を希望するならば、第2希望も書かないこともアリだ。
リスクはあるが、後の入試で、自分の希望にチャレンジし続けることができる。
「作業療法」へこだわるのならば、専門学校・短大・大学の全てに目を向けたい。
そして、東海地域にこだわらなければ、その選択肢はさらに広がる。
目の前にあることを1つ1つ丁寧に取り組み、まずは前期の成績を確保したい。
進路に向けては、推薦決定後に対応していくことになった。
あらゆる手を考える。
定員が少ない学科・コースを選ぶとき、
AO・推薦・公募を含め、どの入試にチャレンジするのかを決めていく。
現役高校生には多くの選択肢があり、それを活かさないのはもったいない。