退院し、再び受験勉強へ ~日常生活と共に~

星野 健

2019年11月22日 00:01


~勉強以外の負担も大きく~

退院し、再び受験に向かう方から塾の予約が。
退院はするが、病気の再発を抑えるために、投薬・治療も継続。
「日常生活に戻る」というより、「新たな自分の生活」をつくることになりそうだ。
少しずつできることを拡大し、受験後の学生生活を夢見ることにする。

日常生活の中に、家事・子育てもある。
入院中に「できなかった」ことを、まとめてやらなければならないだろう。
体は以前のように「動く」とは限らない。疲れもたまりやすいだろう。
そこに、新たな負荷がかる。「すき間に学びを入れる習慣」も、つけていきたい。

受験は迫っている。
できることを絞り込み、優先順位をつけて学ぶ。
たとえ十分な「備え」はできなくてもいい。
受験当日まで「意欲」を高め、より高いパフォーマンスを目指す。

確かに病気・入院のために、1年受験を遅らせる方もいるだろう。
その判断が正しい場合も当然ある。その後の負担を考えての決断が必要だ。
この方の場合は、意欲が十二分にある。
場合によっては、受験を突破した後で進学は考えてもいい。

出来るときに、一気に駆け抜ける。
そして、一旦休み次に備える。
「オン」と「オフ」で乗り切れるなら、そうしていきたい。
元に持っている力が大きい方だ。「力の全て」を使わなくても、きっと乗り越えられる。


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