中卒で准看護学校へ ~入学後に高校卒業・認定へ~
~中卒の方も少なくない現状~
「少し、大回りしたのかな?」
通信制高校3年生の塾生がつぶやいた。
確かに通信制高校から、准看護学校受験生徒は少ない。全国的に見ても、
今の通信制高校一年生生徒数に比べ、去年までの通信制生徒数は少なかったからだ。
情報開示が進んでいる岐阜市医師会准看護学校の現状を見てみよう。
http://www.city.gifu.med.or.jp/kango/guide/examinee.html
中卒の方が4人受験し3人の方が合格している。
出題レベルが高校受験程度までなので、合格できる状況だ。
その方々のうち、准看護学校入学後に高卒認定試験を受ける方がいる。
その結果次第では、足りなかった部分を通信制高校に入学し、補充している。
「ダブルスクール」の状況となるが、2年夏までに単位をそろえている方もいる。
そうなれば准看護学校卒業と同時に、第二看護学校への進学も可能となる。
決して、通信制高校3年生の方が「大回り」しているわけではない。
高卒・短大卒・大卒の方も准看護学校にはいる。
多様な年齢層・経験・学歴の方が混在することにより、
仲間からの学び、人の理解がさらに深まっていくのである。