e-Statで見る 2017年度看護受験環境の変化 ~第二看護通信制~

星野 健

2018年01月04日 00:01


 ~制度変更による激変が…~

これまで岐阜県内を見てきましたが、
全国的な傾向も見る必要がありそうです。
第二看護通信制の学校は、岐阜県内には現在存在しません。
そのため、近くの愛知県弥富看護学校を受験される方が少なくありません。

第二看護学校は准看護学校卒業後に、看護師を目指すための学校。
通信制で看護師受験資格を得られます。
また、放送大学で約半分の単位を取得できるので、最短2年で卒業が可能です。
設立当初は大変な人気でした。全国にも多くの学校がありました。

しかし年々受験者が減り、閉校する学校も増えてきました。
政府統計の総合窓口(e-Stat)(http://www.e-stat.go.jp/)で見ると、現在では全国に16校。
前年度の受験倍率は1.04倍。受験者全入の学校もありました。
存続が危うい学校も増えてきたのです。

2018年度から、通信制受験資格が実務経験10年から7年に短縮されました。
そのため、受験者がどうやら増えているようです。
岐阜県内でも不合格の方もいるとのこと。
来年度の政府統計の総合窓口(e-Stat)で、その流れは確認したいと思っています。

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