時間内に正確に ~看護入試演習へ~
~合格するには「とにかく正解」を~
この夏休み、入試に向けての『一通りの学習』を終えた方が。
随分ベースは早いが、ここからが大切になる。
試験は11月。これからは『時間内に正確に』が目標となる。
入試問題演習を通して、塾では特訓することにした。
日常家庭学習も同様。
『時間内に正確に』できる練習問題に取り組んでもらうことに。
わかることと「できること」の違いに、
最初は苦しむことになるかもしれない。
准看・第二看護学校の数学入試には、ある特徴がある。
証明問題をすべて書く問題は、出題されていない。
証明は出題されても穴埋め、定理・定義の記入のみ。
また、解答用紙が別の学校も多い。
「過程よりも結果」
正確に答えを導き出せれば、よいのである。
それには、どんな解法を用いてもよいのである。
中学に限らず、小学校・高校での解き方を使ってもよい。
例えば「台形の公式」「ひし形の公式」…
面積公式を使っていないと、忘れるときもある。
しかし、どちらも対角線を引けば、
三角形の面積の和で、求めることも出来る。
また、確率・場合の数は高校の数Aが役に立つ。
CやPの計算方法、積や和の法則を使ってもいい。
「速さと正確さ」が得られる方法ならば、
むしろ積極的に使っていきたい。
逆に考えれば、准看・二看入試では部分点は期待できない。
時間内に解答欄に「正解」を書かない点にはならないのである。
「ミス」が命取りになる仕事に関わるので、
「数学で試されている」のかもしれないと、感じることもある。