看護短大2校が大学に ~社会人看護進学の流れに変化が~

星野 健

2018年09月04日 00:01


 ~看護師への道は多様に~

「三重県の看護学校を受験します。」
塾での進路懇談にて、社会人の方は決断した。
夏休み期間の学校見学を通し、結論を出した。
今年は「短大希望」という選択肢が、社会人からは消えている。

岐阜県内看護短大2校が大学へ。
岐阜保健短期大学、大垣女子短期大学。
http://www.gifuhoken.ac.jp/news/2018/08/20192019.html
http://www.gifu-keizai.ac.jp/nurse/index.html

この2校は、前年度まで多くの社会人の方がチャレンジした。
そして、年々その合格者は増えていった。
しかし、4年制大学となるとその学費は1年分増え、
働く期間は1年減ることになる。社会人にとって、それが厳しい。

そこで、他県の看護学校受験を考える方が増えている。
または、県内の准看護学校への志望に変化している。
高校生は県内大学が2校増え、受験機会がさらに増すことに。
県内社会人と高校生の受験環境は、大きな差となった。

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