大垣女子短期大学看護学部 4年制大学になる可能性も…

星野 健

2017年01月13日 00:01


 ~卒業生は早めの意思決定を~

昨日に続き、大垣の話題を。1月4日の岐阜新聞ニュース
「大垣女子短大「4年制」構想 看護学科 西濃の病院と連携」
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20170104/201701040829_28742.shtml
考えさせられるニュースとなりました。

大垣女子短大で他の学部を卒業された方、日本中央看護専門学校を中退された方で、
看護学部への進学を考えている方は、今年度入試を検討することが必要となります。
http://www.ogaki-tandai.ac.jp/entrance/outline/post-8.html
まだ社会人入試に間に合います。

単位の振り替えがあるとは言え、
卒業までの期間が「1年延期」となると、
今、取得している単位の「価値」が相対的に下がります。
また、4年で考えると授業料を支払う期間が1年増え、給料を得る期間が1年減ります。

大学での「学び」は、短大以上のものがきっとあるでしょう。
そうでなければ、大学の意味はありません。
看護協会での進学説明会を通してその価値を知り、
岐阜県内の新卒高校生も意識し始めています。

e-statの結果でも、明らかです。
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/GL08020103.do?_toGL08020103_&listID=000001161483&requestSender=dsearch
平成28年度の結果を見ると、岐阜県内大学入学者のうちの
約93%が新卒高校生。それに対し、短大は約63%となっています。

短大から大学にもし変わったとしたら、
女子校から男女共学になったとしたら、
現状では、93%の学生が新卒高校生となるのです。
そうなると、今と同様にその門戸が開いているとは、限らないのです。

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