2017 岐阜県内公立高等学校出願へ ~前年度の変動を見る~

星野 健

2017年02月15日 00:01


 ~併願私立「科変更合格」の場合は…~

岐阜県内私立高校の受験が終了。受験された方、お疲れ様でした。
結果が学校から通知され、併願の方はいよいよ公立高校への出願となりました。
願書の下書き・本書きと、出願準備の週ですね。

今年度も公立高校は「激戦」の見込み。
今後の「数の動き」を予想してみましょう。
去年のデータを見ると、こんな動きをしました。

赤字は今年度のデータです。
数    調査   出願   最終(定員)

岐阜   536  452  441(360) 
     530
岐阜北  489  426  411(360) 
     446
長良   453  449  439(400) 
     418
岐山 普 300  387  362(280) 
     277
   理  63   77   63(80) 
      42
加納 普 446  418   384(320) 
   484
各務原西 379  349   338(280) 
     385
      計 -106  計-120
           高専推薦内定86
               97

高専の一般入試は19日、発表は24日です。
高専一般入試出願者は、合格発表を見てから、
公立高校の出願はできません。ですので、
変更期間中に、合格者は願書を取り下げます。

前年度は推薦内定が86名。
今年度は97名なので、一般入試合格者は約10名減ります。
取り下げたうちの岐阜地区生徒の割合で、
変更期間中の減る数は大きく変動します。

もし去年と同様な動きをすると仮定すれば、調査時から出願時に100~120名程度。
変更時に、高専内定者が今年は多い事から推測し、100~120名程度。
計200~240名程度は、出願者が減る見通しとなります。
しかしそれでも上記6校で300名以上の方が「不合格」になると予想しています。

私立高校で合格した科に「科変更」があった場合、
学校の先生に相談するのもいいでしょう。


思わぬ科に合格の場合、公立勝負に影響が出ます。
出願後には変更期間がありますが、
その前に変えられるものなら、出願先を変えておきましょう。
変更期間の方が気持ちの上でも「変更しにくく」なるのです。

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