2017年02月27日 00:01
上級医は赤ちゃんの説明をする時に「異常」という言葉を使わない方針としている。呼吸障害の子には「呼吸がつらそう」とか、18トリソミーの子には「かわいい小さな子」とか。そして両親も主治医が入院経過中に「我が子に異常という言葉を使わなかった」事は気づいている。熟練した新生児科医の技術だ
— ふらいと13 (@doctor_nw) 2017年2月24日
両親への病状説明時、最後に「決してお母さんのせいでこの子が病気になったのでない。誰にでも起きる事。自分を責める必要は全く無い」と必ず付け加えている。すると大抵の母親は堰を切ったように号泣する。NICU入院してくる母親は自分を責めている。その十字架を外してあげる事も新生児科医の仕事
— ふらいと13 (@doctor_nw) 2017年2月24日
不登校・発達障害・適応障害…「学校」で起こっているのに、
— 星野 健 (@JUKUHOSHINO) 2017年2月21日
本人・家庭の問題にすり替えられる。これも自己責任なのか。
「学校に合わない生徒は、社会にも合わない。」
『ラベリングをして排除』という教育界の流れ。
子どもの未来こそ、国の未来なはず。
夢を見せずつらい現実だけ見せている。 https://t.co/HQFM0KmhFg
医療は仁術。どんなに多忙で身体的にも精神的にも苦痛を感じても「心ある医療」は常に心掛けたい。病気による赤ちゃんの苦痛を思ったら自分の苦痛は大した事はない。そして心ある医療に診療科は関係ない。どの科でも心掛け次第のように感じる。
— ふらいと13 (@doctor_nw) 2017年2月25日