【19時再追記】2017岐阜県内公立高等学校変更最終日結果

星野 健

2017年03月02日 13:00


 ~今年も「激戦」決定~

【13時00分】6校のみ集計しました。
今年度のデータ(3月2日正午 6校で352名オーバー 平均倍率1.17倍)
数    調査   出願   最終(定員)

岐阜   530  452   434(360)  +74
    
岐阜北  446  418   407(360)  +47
     
長良   418  429   421(360)  +61
     
岐山 普 277  347   335(280)  +55
    
   理  42   67    57(80)   -23
    
加納 普 484 399   379(320)  +59
  
各務原西 385  367   359(280)  +79
     
  変動  計 -101  計-88

予想以上に「動かなかった」という状況に終わりました。
どちらも、変動予想中心値よりも、10名~20名の「ずれ」がありました。
来年度以降の予想にも、修正が必要となりそうです。
「動かそうにも、動かせない」状況。見守って終了の最終日となりました。

2年連続、6校で300名を超える不合格者が出ることが決まりました。
普通科で大学進学を考えるとき、公立高校では
「この6校で考えている」人が増えているということになります。
言い換えれば、併願している私立高校への信頼度が増しているとも言えます。

全体平均倍率が1.02~1.03倍に収まることから考えると、
この6校以外の受験で倍率が、全体的には下がっているとも言えます。
【18時50分頃発表】第一次選抜・連携型選抜変更後出願者数(今年度も全体で1.03倍)
http://www.pref.gifu.lg.jp/kyoiku/gakko-kyoiku/gakko-nyushi/17782/index.data/H29ichiji_syutsugan_henkougo.pdf


特に、第二・第三希望まで書ける学校については、
第一希望でない科での合格も、十分期待できるようになりました。

ということは、学校側は定員割れをしている科についても、
「不合格」を出し、第二・第三希望の方で「優秀な方を選ぶ」
ということも可能になります。定員割れをしている科を受験する方も、
第二・第三希望を書ける学校を受験する人は、学校全体の受験者数に注意が必要です。

【18時追記】たとえば岐阜工業高校の場合。
http://school.gifu-net.ed.jp/gifu-ths/zennichi/h29shutsugan.pdf
電気・電子機械・設備システムは定員割れ。学校全体では28名の定員オーバー。
「不合格者28名」を選んでから、各科に合格者を割り振ることできるのです。
岐山の理数科・普通科についても同様。「理数科全員合格」とは、限りません。

これにて変更は終わりました。受験する方は、
受験校合格に向けて、全力を尽くすのみです。
また今、中学1・2年生の方は、自分の入試の時も
「同じような状況が続く」と考えておいた方がよいと思います。

1・2年生の方は、公立だけでなく「私立の併願校」が、
「通う学校になる」ことも十分考慮していきましょう。
私立高校を選ぶときには、しっかり見学をし、
「自分に合った高校・科」を、見極めていきたいですね。

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