2次関数・変域の問題 ~高校生・夏課題~
~場合分けがポイント~
塾で不定期通塾高校生の指導。
夏休みの課題・高校オリジナルのものだった。
数Aは自力で、数Iも一部を除き、良く解けている。
その一部とは「2次関数・変域の問題」だ。
一般形から標準形へ。初動はかわらない。逆も有効。
頂点、軸、y軸との交点、変域。図示は欠かせない。
グラフは固定の問題、変域が固定の問題、
変域の幅が固定の問題…「場合分け」「条件の絞り込み」がポイント。
しかし、課題の中には「場合分け」がされているものも。
「推理小説を穴埋めで読む」ような興覚め感。
採点のための出題形式だとは思うが、
初めて学ぶ時には、その「場合分け」こそ楽しんでほしい。
「変域内でyの値が常に負」になる問題も面白い。
いろいろな設定条件の中で、
「これさえ決まれば大丈夫」なものを、見つけ出すことを体験してほしい。
「その突破口を探す」ことは、世の中の問題を解決することにつながる。