鞄の重さ、宿題の量 ~「耐える子ども」をつくるため?~

星野 健

2017年09月28日 00:01


 ~中学生・肩掛けカバンも消える~

「小1って、こんなに忙しかったですか?」
シングルマザーの親子指導で、母親から出た言葉。
毎日、漢字ドリル・計算ドリルの練習。学期内に3度繰り返しの義務付き。
出来ないと長期休みに補充。教科書音読は家庭で。親の認印がいる。

お子さんは放課後、学童保育で過ごす。最長19時まで。
まず教室で過ごし、宿題をやらないと外には出られない。
さらに暗くなる前に終わらないと、外に出ることはできない。
グランドでは、一旦家に帰った友達が遊んでいたとしても…。

「ランドセルが大きくて、重い。」…次の話題に移る。
教科書のA版化。それに伴いランドセルが大きくなる。
さらにカラーページが増え、紙質もよく、1冊が重い。
中学でも同様。「置き勉禁止」もあり、全て持ち歩く。

中学生の「肩掛けカバン」が見られなくなった。
あのカバンでは、全てを持ち歩くことはできない。
今ではリュックに変わっている。
まるで「登山」に行くかのように、登校する姿を見る。

「耐える子ども」をつくるために…
そんなキーワードが、会話から出てきた。


授業においても同様。上記のように海外の教育は変化している。
「子どもに対する姿勢」は、日本特有になっていくのだろうか。

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