愛知県の高校進学率
~3年連続で全国最下位~
「目立つのは通信制高への進学者と、進学も就職もしない無業者の多さだ。一五年春の中卒者の中で通信制高は4・90%の三千六百十一人、無業者は1・04%の七百六十七人といずれも全国最多。全国平均の2・01%、0・74%と比べて突出している。」
「県教委側は「生徒本人や保護者に正確で多様な進路の選択肢を示した情報提供の結果」と述べるだけで、改善策には触れなかった。」
「大村秀章知事は二十一日の定例会見で、全日制高への進学率の低迷について「中学から進路を見据えて手に職をつける人生があってもいい。進学したい子は基本的に全員進学できるような環境整備はしっかりやっていかなければならない」と述べた。」
確かに、通信制高校は最初から通うこと、
受け皿として通うことに対して、私たちが高校生の時とは
比べ物にならないほど、認知されてきた。
下のニュースにもあるように、定時制よりも進学先として選ばれている。
「全日制を受験しながら進学できなかった生徒は三年間で計二千三百十三人に上っていた。このうち二割強が経済的理由で、公立高だけを受験して不合格となったり、合格した後で進学をあきらめたりしていた。県教委の内部資料で分かった。」
このような内容を把握しても、
手を打つことはないのだろうか。
今後の動きにも注目。