准看受験は「タイミング」 ~今年の岐阜・西濃地区はねらい目~

星野 健

2016年01月16日 20:59

  
 ~狙いを定めて~

准看護学校について、電話での問い合わせがありました。
来年度受験を考えているとのこと。
その理由として、今は全く勉強していないので
受かる自信がないとのこと。

確かに、何の準備もしていないと「合格できない」
と考えるのが普通です。
受験校も絞られていない状況、ましてや数学なんて何年ぶりか…
社会なんて覚えていない…そこで「今、受験」とは考えにくいものです。

しかし、准看受験で大切なのは
「タイミング」
なのです。
景気と学校新設により、その倍率は大きく変動します。

今年は雇用環境の改善がされています。
時給もコストコ開店時から、その周辺に上昇傾向がみられます。
また、修文大学新設により、新卒高校生が准看護受験へ向かう数が減っています。
受験環境としては、今は近年で「最も合格しやすい環境」だと考えられます。

しかし、来年度の雇用環境の予測はできません。
今のところ新年度、この地方の大学・短大の新設は聞いていません。
高校生の看護人気が続くと、新設校がないので准看護学校受験生はまた、増えてきます。
すると倍率が高くなり、今年よりかなり合格が厳しくなるのです。

まだ准看護入試は続いています。今から出願できる学校もあります。
教科を絞って学習すれば、合格できる可能性は例年より高いのです。
ひょっとすると、勉強して実力をつけた「来年の自分」よりも、
合格の可能性は、「今の方が高いかもしれない」のです。

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