ガン10年後生存率58% ~初の大規模集計~

星野 健

2016年01月25日 00:01


 ~部位により、大きな違いが~



「国立がん研究センター(東京)は19日、全国の16施設で1999~2002年にがんの診療を始めた約3万5千症例の分析で、10年後に患者が生存している割合を示す10年生存率は全体で58・2%だったと発表した。5年生存率のデータはこれまでにもあるが、10年生存率を大規模なデータで算出したのは初めてという。」

詳しいデータは東京新聞で確認できた。


「乳・肝臓 5年以降も低下。胃・大腸 5年で横ばい 発生部位で開き。」

データは説得力がある。
しかし、注意も必要である。
ブログ「CBnews記者のこぼれ話」 1月21日記事より
http://blog.cabrain.net/media/article/id/94666.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter
「全病期では58.2%だが、この数値は厳密には、個々の患者には関係がない。全体像を示すにとどまっている。それに今回の解析対象となったのは、1999年から2002年までの診断症例で、10年以上昔のデータだ。国立がん研究センターの堀田知光理事長も記者会見で、「がん治療は飛躍的に進歩している。今の患者データはより改善されているはず」と話している。」




前向きに捉えたい。

関連記事
あけましておめでとうございます
本日から4日間 岐阜聖徳学園高校授業改革フェスタ
【加筆更新】本当に「今」なのか ~社会人の看護進学相談~
ChatGPTに問う
あけましておめでとうございます
 岐阜県BA・5対策強化宣言 2週間延長  9月4日まで
BA.5対策強化宣言 ~愛知・岐阜・三重 足並みを揃えて~
Share to Facebook To tweet