日本の若者は未来に「絶望」しか持てない  ~大学生のアンケート結果から~

星野 健

2016年06月03日 00:01


 ~「寛容と包摂の国」とのギャップは大きく~

学生調査で、やはり厳しい結果が。


スタート位置が違い、環境が違っても
「自己責任」を求められるこの国。
やはり、将来への閉塞感は強い。
さらに、半数以上の学生が利用する「奨学金」という名の「ローン」がのしかかる。


番組を見ることができた。現実を認識できる、いい構成だった。
ローンにも関わらす「奨学金」という名で貸し、
回収時には「金融の立場」から、迫ってくる。
返済計画・卒業後の収支計画を立ててから、借りるしかないのだろうか。

実際に「奨学金を借りない」選択をするため、
いったん就職した生徒もいる。
そして、自分でお金を貯め進学を考えている。
それは「ストレーターでない」という「リスク」を取ることになる。

私たちの世代から上の世代・50代以上は
「置かれた環境の違いにより、人生が変わる」という認識が薄いと思う。
「努力により、何とかなる」と、思い込んでいる気がする。
意識の圧力により、少数派である若い人を追い込んでいるのだろう。

関連記事
あけましておめでとうございます
本日から4日間 岐阜聖徳学園高校授業改革フェスタ
【加筆更新】本当に「今」なのか ~社会人の看護進学相談~
ChatGPTに問う
あけましておめでとうございます
 岐阜県BA・5対策強化宣言 2週間延長  9月4日まで
BA.5対策強化宣言 ~愛知・岐阜・三重 足並みを揃えて~
Share to Facebook To tweet