中学・数学のワーク ~各学年とも、質・量ともに増える~

星野 健

2016年06月04日 00:01

 
 ~教科書改訂に合わせて~

中間テスト前。
塾には不定期で通塾する中・高校生もいる。
普段は自分で頑張り、わからないところだけ溜め込んで質問している。
生涯学習をしていく上で、大切な学習姿勢だ。実に頼もしい。

やはり質問が多いのは数学・理科。
考え方、説明の仕方についての質問が多い。
理科については週3回の学校も多く、ワークも洗練されている。
こちらとしても、もう少し深く教えたいくらいである。

数学は、県版中学・数学のワークが質・量ともに増えている。
教科書改訂に合わせ、ワークも変わる。
「ゆとり」のときには、確かに減った。
それを嫌い、私の勤務した学校では他社ワークを学校採用したこともあった。

今回の改定で、問題数が増えている。
今まで見開きの右側のページは、
授業理解の補助的な意味合いが強かった。
しかし、項目によっては練習重視にもなってきた。

問題数が増加し、余白が少なくなっている。
最後に付加された問題は、過去に学んだこととの
「融合問題」になってきている。
巻末にあった発展・ドリル内容も、各単元に盛り込まれた。

できる生徒にとっては、この1冊でも力がつく内容になってきた。
改定した先生方の、研究と努力が感じられる。
逆に苦手な生徒に対して、どのようにこのワークを使わせていくのか、
考えていかないと、作業が増えるだけのことになってしまう。

関連記事
公立看護学校は現役が有利 ~社会人は「新課程の数学」が必要~
准看・看護学校等受験対策個別支援~岐阜県内在住・ひとり親の方~
弥冨看護通信制2026年度募集要項 ~推薦入試は今年も書類選考のみ~
准看の入試問題 ~出題範囲は高校入試程度まで~
岐阜市医師会准看護学校 進学・就職状況更新
塾 営業曜日・時間変更のお知らせ
4月から新年度 ~不登校の方へ~
Share to Facebook To tweet