岐阜県保育士年収が5年前より下がっている ~経験年数は5年、伸びているのに…~

星野 健

2016年06月19日 00:01


~岐阜県で、保育士から准看護師への転職が多い理由~

武蔵野大学・舞田敏彦先生のブログ「データえっせい」を読むと、
岐阜県のデータに驚くことが少なくない。
今回のデータもやはり、衝撃的だった。

「岐阜県保育士給与が5年前より下がっている」
というデータ。しかも、経験年数はそのまま5年増えているのに。



理由はなんだろう。探ってみた。「公立」⇒「民営化」がこの間、進んでいることも要因かもしれない。
公立では「公務員」としての査定、民営化だと別の査定で「再契約」となる。
結婚・出産による離職期間を経た場合、公務員と民間では給与が変わる。
http://www.e-hoikushi.net/column/76/

再契約時に、給与が大きく下がった方もいるのだろう。
岐阜市では平成20~23年度に、公立から私立に民営化が進んだ。
http://www.city.gifu.lg.jp/5756.htm
他の郡市でも、同様のことが進んだのかもしれない。








また、こんなニュースもある。
進路を考えるとき、この視点も大切。



私の塾でも、保育士から准看護師・看護師へ転職のための相談が多い。
また、保育士のお子さんが看護を目指すケースも増えている。
日本では、学びが「私費で高額」である。また、そのこともあり「学びなおし」が厳しい。
就職のために取得した資格で、自分の生活が成り立たないのは、やはりおかしい。

関連記事
あけましておめでとうございます
本日から4日間 岐阜聖徳学園高校授業改革フェスタ
【加筆更新】本当に「今」なのか ~社会人の看護進学相談~
ChatGPTに問う
あけましておめでとうございます
 岐阜県BA・5対策強化宣言 2週間延長  9月4日まで
BA.5対策強化宣言 ~愛知・岐阜・三重 足並みを揃えて~
Share to Facebook To tweet