NHK子どもの貧困報道から 

星野 健

2016年08月24日 00:01


【上記・記事より気になるところ】
貧乏人は貧乏人らしく、スマホも持たず、外食もせず、趣味も持たず、みすぼらしくしていなさい。友達と同じような振る舞いをするなんてあきらめなさい。もし、自分の夢を叶えるために、またはいい職業につくために高校卒業後も勉強をしたいのなら、それは奨学金と言う名の借金を背負いなさい。国に助けてもらおうなんてとんでもない、という事だ。

貧困な家庭の子は、友達とランチをするなんて贅沢。スマホや趣味を持つなんて贅沢。好きなアーティストのコンサートに行くなんてとんでもない。お金がないなら、毎日アルバイトしてつつましく暮し、高校出たら働きなさい。もしどうしても勉強したいなら、奨学金を借りなさい。

税金で救済してもらおうなんて、とんでもない。

家にクーラーがないくらいで、お金がなくて将来の夢をあきらめたくらいで「貧困だから助けてください」なんてテレビで言うなんて、この大嘘つき!私が真相を暴いてやるから待ってなさい!!

片山議員がやっている事は、こういう事だ。



【上記・記事より気になるところ】
報道された「貧困女子高生」が贅沢だとかで、タイムラインに並んでいる言葉を見ていて、
ビンボのことを考えて、あのホームレスのおっちゃんのことを思い出していた。
記事を読むと、多分、フィンランドのように教育がすべて無料なら、その気の毒な高校生は貧困を強く実感しないでもすみそうでした。
日本のいまの悩みは、税金は統計上判りにくくしてあるだけで世界の五指に入るほど高いのに、社会保障政策は下から数えたほうが全然早いほど手薄で、高税低福祉の不思議な国で、しかも、もともと産業のスタイルが時代遅れになったことが原因の経済の競争力の低下を、わざわざ再生に必要な崩壊を先に延ばしてしまうような、賃金の抑圧という最悪の手段で競争力をもたせようとする、個人の幸福を踏みつぶしながら断末魔の咆哮をあげて地団駄を踏む怪物のような暴れ方で、若い世代は、その社会ごと植物人間になっていこうとする延命装置の罠にからみとられた形で、惨めな生活を余儀なくされている。

外国から見た今の日本は、
こんなふうに見えるのかもしれない。

海外から見たこの意見にも、触れておきたい。


8/25 追記


同じことが繰り返されている。

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