【追記あり】言外の言 ~東大・中原先生のブログの面白さ~

星野 健

2016年12月04日 00:01

 
 ~対比した文章を、作ってみるのも面白い~

東大・中原先生のブログは面白い。
ブログで取り上げている内容、表現方法…
すべて参考になる。
特に「言外の言」を自分で作ってみると、楽しくなる。

今回のブログは、その練習になる。


ここから取り出してみよう。

「かつて、日本が高度経済成長であったとき、地方からは大量の高校生が、東京をめざして集団就職で上京してきました。その中には、「東京に出てくること」が目的で、何をやるのかを決めてなかった若者も多かった。」
今や、日本が…目的意識を持つ若者も多くなった。

「年配者はときに「背中を見て育て」「技術は盗め」といいます。しかし、それは「技術をそのようなかたちでしか伝えられない」からそういっているのではなくて、「自分の技術を言葉にすることが、そもそもできなかった」からなのではないか。」
若い指導者は…??マニュアル??…「自分の技術を言葉に…(ここは同じかもしれない)」

「大量の若い人が、寿司屋の修行で挫折しました。そして、その失敗の理由は、すべて若者の怠惰という個人の資質に帰属されました。」
…すべてが若者の怠惰という個人の資質…私たち世代が言う若者への愚痴か?…(ブラック企業を連想)…

「かつての日本では、大量の若者がわんさか、わんさか、都会をめざしてくるような状況があったので、「ダメなら、次がくるから大丈夫だった」のです。」
今の日本では、…今の人に「わんさか」が通じるのか??…ダメなら次って(今でも、新規採用を次々としているところはひょっとして)…



この採用方法も「わんさか」なのだろうか。
だとすると…

色々な想像が、ふくらんでくる。

伝え方はやはり、重要なんだろう。
過去の事実からの対比は、想像力も使い、個人の自由度も大きい。
そして「書いた方の意図はどこにあるのか」
を、勝手に感じ取っていく過程を楽しむ。
【追記】
やはり私だけではなかった。
対比して考えている方がいた。




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