誰もが「通いやすい塾」へ

星野 健

2015年06月05日 00:04

塾をはじめて、今年で19年目を迎えました。

 塾をはじめた翌年から、元中学校で担任をしていた教え子の母親が、
看護学校の教務であったことが縁で、誘っていただき、
岐阜市医師会准看護学校の講師となりました。

 その関係で、看護学校を受験するために通う塾生の比率が、年々増えていきました。
しかし、看護受験生は小・中・高校生と違い、自分の時間が優先できません。
固定された曜日・時間での通塾が、仕事・家庭等の関係で、難しいのです。

 そこで、塾は「1時間ごとの予約制」に変えました。
 月ごとにシフトが変わる病院勤務に対応するため、月ごとの事前予約制も併用しました。
指導スタイルも「個人指導」または「自分たちでつくったグループでの指導」と変化していきました。

 また、シングルマザーの方が通いやすいように「親子指導」も開始しました。
塾に通う間、どこかに預けるという時間的・金銭的な負担を解消するためです。
指導中のお子様の指導料金は、無料としたのです。

 そして、今年度はネット予約システムを導入し、その都度「1予約のみ」を取る
「病院型の予約」も可能としました。ネットを見て、私の空き時間があれば、
授業開始2時間前まで予約可。1時間前までならキャンセル可としたのです。

 このシステムに変えることは「リゼルバ」に出会えたからなのです。
この出会いは「偶然」です。
クラウドファンディング「Readyforの電話打ち合わせ予約」が、このシステムだったのです。

 おかげで、
「塾は生徒が主体的に、利用したい時に使う」ことが、気軽にできるようになったのです。
19年目にしてようやく、私が描いていた塾のスタイルになってきました。
塾での主役は「塾生」であると。

 うまく使いこなしているのは、スマートフォンを利用して予約する高校生です。
部活動の予定変更で、早く帰ることができるときに、また、定期テスト、週末課題で
「困った時だけ」塾を予約して、通塾してきます。定期通塾しなくても、
「今まで以上に主体的に努力する癖」がついてきました。たのもしい限りです。

 シングルマザーの方にも、好評です。学校の課題か多い時、急な残業のとき、
お子様の急な発熱でのキャンセル、予定変更にも対応できるようになりました。
逆に、急に時間が取れる時に、学校の仲間と一緒に来ることができるときに、
直前2時間前に予約される方も、おいでです。

 これからも、誰もが
「より通いやすい塾へ」
 と、変化をしてきたいと思っています。


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