県衛生推薦 数学好きな准看護学生にチャンスが! ※12月4日訂正

星野 健

2015年09月05日 00:01


~県衛生・第二看護公募推薦 現役高校生の壁に挑め!~

塾に問い合わせのメールが。
岐阜県衛生第二看護公募推薦を受験したいとのこと。
岐阜県内病院勤務の准看護師。岐阜県内在住。
今年度から、社会人にも公募推薦で受験資格がある。
→学校に問い合わせたら、現役のみだったそうです。

公募合格は10名程度。今年度は現役高校生「パワープレイ」の年。
出題される「新課程の数Ⅰ・A」は、彼女たちだけしか履修していない。
前年度と同様の出題なら、数Aで選択問題があるので
120点分から100点分を選択して解答できるのは、「彼女たちだけ」だ。

では、他の受験生はどうだろうか。旧課程履修のため、
高校で数Ⅰしか履修していない方は、40点~50点分
高校で数Ⅰ・Aを履修していた方でも、80点~90点分
しか、手をつけられない。さらに数Aで「選択」できないので不利。

しかも高校生は「現役」
演習問題も十分やっている。
准看護学生は「中学数学」を2年前に受験でやっただけ。
実習中ということもあり、受験勉強に手が回らない。

誰が現役高校生と「勝負」できるのだろうか。
そのヒントは去年の塾生にあった。准看護学生ではあるが、
その方は理系大学出身で「数学好き」だった。
塾には2回、テストゼミで通っただけだが、ブッチギリの高得点だった。

このような履歴の准看護学生さんなら、
現役高校生と勝負ができる。
国語・看護学では「ほぼ差がつかない、高レベル」な争いとなると、
差が付くのは「数学」となるからだ。

今回、メールされた方にもチャンスはある。
未履修の数Ⅰ「データの分析」、数A「整数の性質」も独学でもいけそうな方だ。
120点分から100点分の選択、高校生同様にいける。
数学で高得点を取れば、国語・看護学で僅差なら、現役と勝負できる。

現役高校生の壁に挑むことができる方が、
「数学好きの准看護師さん」にまで広がった。
社会人にも広がったチャンス。是非、生かしてほしい。



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