育児期女性 4分の3働く

星野 健

2015年10月13日 00:01


 ~視点が変われば、見方が変わる~

日経の記事
 

M字カーブが「問題」として、捉えられている。

岐阜市男女共同参画の資料でも良く見た
M字カーブの資料。
http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h25/zentai/html/zuhyo/zuhyo01-00-10.html
女性の働く環境を整えることで、実現されると考えてきた。

企業側から見ると、新聞のような記事になる。
M字カーブは解消へ。
要因として、保育の充実。
確かに「人に投資」をする一部企業の意識は高くなり、ありがたい。

しかし「実質賃金の下落」が、育児期女性の働く主な理由だと、私は感じる。
子供の成長とともに教育費が上がることで、働かざるおえない状況。
奨学金を借りている生徒の増加、貧困率の増加からも
その状況は容易に想像できる。

貯蓄率も、この通り。


もはや限界に。

一人親の場合、もともと一馬力で
「もう一人働いて」
という方法が取れない。社会の支えがないとますます厳しくなっている。
国が、自治体がどう対策を出すのか、しっかりチェックしたい。

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