看護進学とタイミング 

星野 健

2015年11月19日 06:43


~予測が変わることも~

入塾を希望する方と相談。
2年前、准看護学校を卒業されている方。
高校在学中は、第一看護のみ受験。すべて不合格。
翌年は准看護学校も受験し、進学。卒業後就職し2年目。

就業初年度は、仕事を覚えることが大変。
進学を考えている余裕はなかった。
2年目となり進学を考え、自分で勉強は進めてきた。
数学の質問を中心に、通塾することに。

確かに、岐阜県内大学新設ラッシュの前である4年前までは、
看護進学は激戦だった。
高校新卒が有利とはいえ、定員の絶対数が足りなかった。
高校新卒准看学生も、この時期までは少なくなかった。

そして、第二看護受験を決意した今年度も「激戦」。
志望校の県衛生は定員減、岐阜市医師会は推薦割合増。
「推薦・公募入試での2校定員合計」は、47→40の微減
「一般入試での2校定員合計」は、63→40の激減

「タイミングの悪い受験」が、
重なることもある。
ただこれは、あくまでも予想。
現実は、それほどでもないときもある。

今年の県内准看護学校の倍率についても、
前年度より低くなると、私は予想してる。
これも、あくまでも予想。
予想外に増えることも、十分あり得る。

この方も、
「常に、タイミングが悪い時を選んで」
受験しているわけではない。
時の運、という流れに翻弄されている。

看護進学は、一部の成績上位者を除き、
「個人の努力だけではなんともならない」
環境に置かれるときも、
度々起こるのである。



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