一度きりしか来ない列車に、乗り遅れないように・・・

星野 健

2014年03月22日 02:08


(c) .foto project

ハワイの夕日

 丁度、去年の今頃だった。
 ふとしたきっかけで、岐阜市の男女共同参画ぷらん・さんかく・サポーターに応募した。
 そして、前年度一年間、活動を行った。
 岐阜市の計画を通して、感じた実態に対して意見を述べる会であった。
 その用意のために、多くの本、ブログ、ツイッターを読む習慣がついた。
 リンダ・グラッドン先生、本田由紀先生、舞田敏彦先生…
 考えに触れるたびに、日本の現状がわかるようになってきた。

 特に気になるのは、本田由紀先生が書かれていた内容。
 「(大学卒業時など)一度きりしか来ない列車に、乗り遅れないように、就職に向けて突っ走る」
 →これが今の「教育の出口」なのであろうか。
  電車に乗り遅れている人は、どうするのか。
  最初からこの電車を追いかけない生き方にも、違う出口があるのではないのか。
 いろいろ考えさせられた。

 同時に「大学入学→卒業→正規職員として入社した会社で3年以上働く」
 という、いわゆる「ストレーター」は、大学入学時の3割でしかないということ。
 もツイッター、ブログを通して知った。
→あとの7割の人の人生は、
  また、大学入学を選択しなかった人の人生は、
  「自己責任」の名において、「本人任せ」になっているのではないだろうか。
 
 現状を知った上で、
 自分自身が、今の立場で、何ができ、何を語るのか。
 前年度は「学び」が中心だったが、
 今年度は「アクションをかける」ことも、考えていきたい。

 
 

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