第二看護受験生は要注意
つくし
今日、電話がありました。
15年ほど前に准看護師の資格を取られた方から、
塾に問い合わせがありました。
来年度、岐阜県の第二看護学校を受験したいとのこと。
15年前…
岐阜県の准看護資格試験は70問出題で60分で解くものでした。
そのうち、基礎看護学から37~38問出題されていました。
他の約10分野からは、残りの32~33問の出題で、
合格基準はは60%以上の正答率でした。
今も昔も、准看護資格試験は4択問題です。
ですので、基礎看護学を完璧にして35問近く正解すれば、
残りはデタラメに答えても8問ほど正解するので、
合格基準の42問以上は簡単にクリアできました。
(それでも不合格の人がいた時代でした)。
岐阜県は、全国でも一番「楽に」合格できたところでした。
しかし、今は違います。
准看護資格試験は、ブロックごとの統一問題になり、
150問を150分で解くこととなりました。
合格基準は60%以上の正答率で変わらないのですが、
基礎看護学からの出題が40問前後であり、
基礎看護学が全問正解でも、残りの13分野110問をデタラメに答えて
30問合っていたとしても、合格基準に達することはできません。
看護学は、教科書改訂ごとに「広く、深く」なっていきます。
ですので、第二看護受験は「早ければ早いほど有利」になるのです。
ひさしぶりに受験をされる方、要注意なのは「看護学」なのです。