2020年 岐阜県内看護入試予測 ④短大・大学

星野 健

2019年04月07日 00:01


 ~新卒高校生がほとんど~

2019年 県内2つの短大が大学になりました。
新設大学の中には許認可が遅れたため、
2018年末まで推薦入試を行った大学もありました。
それで救われた高校生も少なくありません。

1校残った短大も含めて、大学は新卒高校生が主流です。受験の時、
看護学部のみ志望する生徒も確かにいます。しかし、違う方もいます。
同じ大学内他学科との併願をして、確実に大学生を狙う方もいるのです。
社会人で大学を目指す方は、かなり少ない状況です。

2020年度は、県内で看護学部を新設大学はいまのところありません。
推薦入試も各大学同時期に行われるので、今年はさらに推薦合格しやすくなります。
岐阜聖徳学園大学は系列校の岐阜聖徳学園高校からの合格者が増えています。
中部学院大学にも系列校の済美高校があります。

このように、系列高校からの看護大進学は有利になります。
また、助産師になりたい方も岐阜医療科学大学から助産学専攻科への進学者が多い状況です。
公立高校国立・県立大学という進路だけでなく、私立高校系列私立大学という道もあります。
看護師志望の方は高校進学の時に、推薦・併願先として系列校がある学校の受験をお勧めします。

一般入試も複数校併願すれば、合格しやすい状況となるでしょう。
大学の定員が同じ状況で、新卒高校生の人数は減り続けているのです。
大学によって人気が偏るとき、併願していれば
『補欠合格の連絡』が、突然来るかもしれない状況なのです。

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