岐阜市ひとり親家庭生活実態調査結果 ~相対的貧困率51.1%~

星野 健

2019年04月15日 00:01


 ~置かれた環境の違い~

昨日のブログから。


「環境のおかげ」と言っても、ピンと来ない東大新入生もいただろう。
岐阜市ひとり親家庭生活実態調査結果を見れば、その環境の違いはわかるだろう。
https://www.city.gifu.lg.jp/secure/40747/hitorioyatyousakekka%20_s.pdf

実態調査結果は、現状を明らかにした。抜粋した内容だけでも、その厳しさを感じることはできる。
相対的貧困率51.1% 可処分所得は平均で137万円。
エンゲル係数は平均で27.4% 非正規労働が6割を超える。
資格を取得していても、正規労働には結びついていない。東大生の家庭とは大きく違っているだろう。

置かれた環境の違いより、希望に格差が生まれる。
完全な自由競争の中から、東大生が決まるわけではない。
上野千鶴子氏が特に指摘をする「男女差」だけでなく、様々な環境の違いがある。
可視化された調査に心を動かすことにより、動ける人が動ける範囲で助ける世の中でありたい。

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【追記】
ちなみにこの調査は、岐阜市独自のものだ。
ひとりの市議会議員さんの提案により、実現した。
その方は、岐北中学校で人権教育を受けられた方だ。
今後も「ひとびとを助けるために」活動されることを願いたい。
http://haranahoko.jp/2019/0316-232319.html
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