更新し続けていくこと ~看護の世界に学ぶ~

星野 健

2019年06月08日 00:01


 ~新しいことへ常に関心を持つ~

岐阜聖徳学園ICT授業を続けて2か月。
効果的な方法を模索し続けている。
使い続けることにより、去年まで続けていたことが無くなっていく。
それが教師になってから積み重ねたスキルであったとしても、あっさりと捨てる。

このことは、看護から学んだ。看護学は「統計学」から出来ている。
より良い看護技術が見つかれば、過去の技術は補完的なものとなる。
すなわち、より良い新しい技術が「当たり前」となっていく。
当然のように常に更新し続けていく。看護師の方々には頭が下がる思いしかない。

現在私は、今までの方法とは「変えなければいけない」ことにぶつかっている。
高校でのICT授業は、一つの型ができつつある。夏休みまではこの型で進むつもりだ。
直面している課題の1つはクラウドファンディングであり、もう1つは看護学校での授業である。
期限までに新たな結論を出す。そのために多くの方の知恵をいただき、打ち合わせに時間を使う。

既存にはない「新たなもの」を生み出す時、苦しい思いが続く。多くの無駄も発生する。
「自分のために」という思いだけだったら、これほど長く考え続けることはできないだろう。
自分の「がんばり」の結果で、目の前の方の環境が変わる。
環境が変われば、その方々のエンパワメントにつながる。

その思いがあれば、考え続けることができる。
シンガポールの例も、参考になる。



関連記事
公立看護学校は現役が有利 ~社会人は「新課程の数学」が必要~
岐阜県立衛生専門学校 令和7年度も国家試験合格率100%
准看・看護学校等受験対策個別支援~岐阜県内在住・ひとり親の方~
弥冨看護通信制2026年度募集要項 ~推薦入試は今年も書類選考のみ~
准看の入試問題 ~出題範囲は高校入試程度まで~
岐阜市医師会准看護学校 進学・就職状況更新
キャリアを引き継ぎ、いつでも正規職に ~看護師の魅力~
Share to Facebook To tweet