死から生を見る ~③死に立ち会う人たちから学ぶ~

星野 健

2019年12月26日 00:01


 ~看取り・見送りを重ねた方々~

緩和ケア病棟では、認定看護師の方に出会うことができた。
http://www.skhosp.or.jp/kango/nintei.html
入院前から、いろいろな話をすることができた。
傾聴・的確なアドバイスにより、不安を取り除きながらこの期間を過ごせた。

葬儀では、葬祭ディレクターの方に出会うことができた。
こちらの望みを叶えるために、配慮が行き届いていた。
葬儀での話では、涙が出た。
「母の人生を見ていたのか」と思えるような内容だった。

ツイッターで、信頼できるお坊さんに出会えた。
「迷い」の多かった時期に出会え、心を支えていただけた。

「どのような葬儀にするのか」の迷いも消えた。

死に立ち会う人たちの言葉は少なく、洗練されている。
見守るまなざしは温かく、タイミングを見定めての声かけが絶妙だ。
私はその安心感の中で、前に進む気持ちを持ち続けることができた。
教師はしゃべりすぎる。その域に私自身が達するには、まだまだ時間がかかるようだ。

※このシリーズは今回で終了します。

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