2019年 岐阜県内公立高等学校への進路希望状況結果から
~今年は競争が全体的に緩和へ~
岐阜県教育委員会は県内公立高等学校への進路希望状況の結果を24日に公表しました。
平成31年3月中学校卒業予定者を対象に、平成31年1月時点での希望を調査。
下はその結果。岐阜地区全体では+390名という状況です。
https://www.pref.gifu.lg.jp/kyoiku/gakko-kyoiku/gakko-nyushi/index.data/sinro-chosa-h31.1.pdf
この調査結果から、岐阜の5校+各務原西で、定員に対し+405名
このままでいくと岐阜地区の不合格の大半は、
「この6校と岐阜総合・県岐商から」ということになります。
前年度同調査では、上記6校定員に対し+603名
6校合計では、最終的には去年より少な目の不合格者が出る見込みです。
ただし前年度同様、各校での差は大きくなる見込みです。
例年の動きから、今後の予想をしてみましょう。
出願時に6校以外へ80名程度、変更時には岐阜高専合格者も減り70名程度
今年度も、150名±30名程度、出願・変更期間後に減少が予想されます。
学校によるバラツキがあるため、上記6校ではそれでも20~70名程度の不合格者が出る見込みです。
私立併願校が「第二希望」であれば、去年同様
変更期間にも志望校の変更は少なくなると考えられます。
この結果を元に、最初の出願先は慎重に選びたいものです。
変更期間に「変更しにくい」状況になることは、想定しておきましょう。
調査結果から、公立全日制課程の平均倍率は前年度から減少し、1.02倍。
岐阜5校+各務原西へ受験生が集中している傾向は変っていません。
去年からの大きな変化は、公立全日制課程希望者と定員の差がかなり小さくなったことです。
前年度+474名から、今年度+322名と152名の差があり、公立全日制離れが始まったようです。
理由は、過去記事を参考にしてください。
https://nyoki.hida-ch.com/e979059.html
私立通信制高校への人気が、岐阜でも高まってきているのです。
また系列大学のある高校への推薦・単願も、人気があると考えられます。
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