白河桃子さんのプレゼン ~非正規の賃金が上がれば子どもの貧困も減る~

星野 健

2016年02月28日 00:01



「日本のシングルマザーの5割以上が相対的貧困ラインを切っており、彼女たちの貧困がそのまま6人にひとりの子どもの貧困とつながっています。」
「彼女たちの8割が就労しており、しかし5割が貧困です。就労の5割がパート・アルバイトなどの非正規労働です。」
「児童扶養手当が32年ぶりに増額となり、この児童扶養手当の増額により、ひとり親家庭の貧困率が54.6%から3%、削減されるそうです。しかし80億円の予算で3%。それだけ厳しい状況だということです。」
「非正規と正規の賃金格差を是正することは、シングルマザー、子ども、若年女性、高齢女性の貧困問題を解決し、経済的困窮からくる児童虐待を防ぎ、若い男女の結婚や出産の希望に大きく貢献します。」

「専門でないから、ほかの方に時間を…」という考え。
その選択もありだと、私も思うことがあります。
専門の方の意見を聞いて、それから発言をする。
これでも会の意味はあると思っています。

その場に集まるメンバー
その専門における能力
誰が発案するのか…
状況を見極める力も必要でしょう。

赤石さんとやり取りの中で学び、
代弁した部分。
自分の考えとしてまとめた部分。
時間内に発言できるように、まとめる力。

さすがです。他にするべきことと並行し、
短期間に、これだけのことをされました。
素晴らしいプレゼンだと思います。
是非、この意見が生かされることを願っています。

非正規労働が、女性に与える影響については、
シングルマザーに限らず、厳しい。
舞田先生による可視化で、その状況がよくわかる。




舞田先生の指摘は当たっている。
確かに、このグラフが真横に平行移動することは考えにくい。
しかし、どの程度右斜め下にずれていくのだろうか。
何も手を打たなかった場合、大変なことになるのは想像できる。


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