契約としての労働 ~シドニー旅行記⑧サービス残業はあり得ない~

星野 健

2016年04月16日 00:01


 ~土曜日、午後5時のオペラハウスバー~

シドニーで働くことは、労働者にとっては「いいこと」。
管理者・経営者にとっては「難しい」。
定時になると、労働者はさっさと帰ってしまう。
残業は「ありえない」とのこと。残りは管理者・経営者がする。

もし、残業をさせるとなると、
とんでもない残業代を支払うことに。
オーストラリアの賃金はもともと高い。さらに、上乗せ分も
ハンパないとのこと。儲ける人が働くしかない。

着いた初日が、たまたまサマータイムのラストの土曜日。
オペラハウス・バーで過ごした私たちは、
夕方から夜にかけてのシドニーの人の楽しみ方を
目の当たりにした。

時間とともに、どんどん人が増える。とにかく声が大きい。
酒が入ると、さらにその声は大きくなる。
会話と喧騒を楽しんで過ごしている。
これが今のシドニーに勢いなのだろうか。

個人の権利を保障する憲法・法律。
当然のように、行使する。
シドニー空港も、前日はストで、
検疫さえ半日以上、止まってしまっていたらしい。

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