料理と証明 スパニッシュオムレツ

星野 健

2014年04月16日 01:19



スバニッシュオムレツを作った。
 ①じゃがいも大1 たまねぎ大1 バブリカ1を いちょうぎり に。
 ②フライパンにオリープオイルを多めに引いて、
 ③重ね煮の要領で、上の順に「層をつくるように」焼き始める。
 (強火からすぐに弱火に)
 ④ニンニクひとかけらをスライスして入れる。
 ⑤すぐにガラスふたをして蒸す。
 その間に
 ⑥卵M6個 生クリーム100g 豆乳100g オリーブ油大さじ4 
  塩・コショウ少々 レモン汁小さじ2 を混ぜておく。
 ⑦たまねぎが ほぼしんなりしたら(約7分程度蒸した)
  ふたを取り、⑥を流し込む。
 ⑧ガラスふたをして弱火のまま焼く。表面の水分がへり、
  卵がかたまりそうなところで、火を止めて完成。
  (蒸し時間約10分)余熱で食べる時まで放置。

 今までは「焼く」タイブを作っていたが、
 あるレシビを元につくったら、「具入りケランチム」のように仕上がる。
 裏返す必要もなく、ふっくらとした仕上がりで食感も良かった。
 次回は、たまねぎの代わりにトマトとベーコンで仕上げたい。
 ただ、トマトには酸味があるので、レモン汁はカットした方がいいかも。

 「料理」は「証明」に似ている。
 材料が「仮定」 できあがりが「結論」 レシピは「証明」である。
 書いてある通りにつくれば、きっとうまくいく。
 うまくいかないのは「定理」というべき、技能の問題。
 煮る、切る、蒸すなどを「どのように」「どの程度まで」が大事。
 意識した「経験」が大切。経験を積めば応用も効く。証明との違いは、
 証明は「自己満足」で終わることが多いが、
 料理は「人も満足」させることができる。

 そういえば、塾で不思議な体験をすることがある。
 子供の頃、数学が嫌いだった人、特に女性が
 大人になって「急に好き」になる人がいる。
 
 それは、「料理レシピのおかげ」かもしれない。

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