棒だらで バスク風スープ

星野 健

2014年10月21日 11:06


 簡単で、あたたまる

 蒲郡のスーバー「サンヨネ」で、スペインのにんにくが売っていた。
紫色で、粒が大きく、思わず買ってしまった。
さっそく、スペインの煮込み料理の本を見る。
そこに「バスク風スープ」のレシピが。

現地では「干しだら」を使うそうだ。
ふむ。
北海道の「佐藤水産」で買った「棒だら」を使っていないことを思いだした。
しっぽの部分を水でもどしておく。

翌日
少し膨らんだ「棒だら」を見る。
毎日、あと3日以上、水を代えるのも面倒くさくなってきた
そこで、皮を剥いで、骨も取ってしまって、煮てみることにした。
浸した水も「もったいない」ので、スープに使う。

フライパンで、にんにくを3かけ香りが立つまでオリーブオイルで焼く。
長ネギ2本を3センチ間隔で切ったものを、少し焦げ目がつくまで焼く。
パプリカパウダーを小さじ1入れ、少し回して焼く。
鍋にある棒だらを浸した水を、少しフライパンに入れ、フライパンの中身を鍋に戻す。
あとは15分ほど煮て、塩コショウで味を調えるだけ。

たらは「戻りきらない」ので、味が残り、それがおいしい。
また、少しスープに味が染みるので、それも上品。
これはまた、作る価値がある。






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