遠くの声に耳を澄ませて ~栗林佐知先生に感謝~
2019年11月13日

~岐阜准での国語~
岐阜准・国語での副教材を今年度から変更した。
前年度までの教材・栗林佐知先生の『はるかにてらせ』が増刷されないとのこと。
私は途方に暮れていた。教材探しは、何よりも厳しい。
そんな時、栗林佐知先生に「この本を」と勧めていただいた。

この短編小説集の中から、「看護師」が登場する2作品を授業で取り上げた。
先日、この本を読んでいただく授業が終了した。
授業終了後、感想を自主的に書いてくれた学生が数名いた。
心に刺さり、今後の人生を考えていく元となったようだ。
私自身にも刺さった。日常の中で「心の中で旅をする」ようになった。
私は持病が心配になり、前年度の秋以降「一人で旅に出ること」が無くなった。
旅に出ることで日常生活から無理やり離れ、思考を一旦停止し、リセットしていた。
この本を読み、今は「日常の中でそれができる時間」をつくろうと心がけている。
また栗林佐知先生の活動から、「次の世代に託す」ことを、考えるようになった。
栗林佐知先生が、そのように動かれているからだ。
作家でありながら『編集工房 けいこう舎』を立ち上げ、次の世代を育てている。
https://twitter.com/sikisosinden
前年度が私にとって「生き方の転換点」だった。
そして、この本と出会い、進むべき方向も見えてきた。
栗林佐知先生には、感謝しても感謝しきれないほどの思いがある。
今後の活動・活躍からも、何かを得ていきたい。
https://twitter.com/KuribayashiS

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