私立高校費用負担について~特に、公立第一志望で私立高校を併願する方へ~

2022年02月20日

 ~「経済的理由」からの志望校変更は?~

「何が何でも公立へ」
43年前、当時中学生だった私に課せられた課題でした。
親が失業し、家計が急変。私自身も「そうするしかない」と覚悟していました。
今の時代でも少なからず「似た状況が起こっている」と、私は感じてしまいます。

しかし、今では国だけでなく岐阜県独自の制度もあり、
「経済的理由からの志望校変更」は、考えに入れなくても済むようになりました。
さらに、合格後に家計が急変した場合でも、私のように一人だけ姉の使い古しの英和辞典を使っていたり、
『学校に内緒でアルバイト』を長期休暇にすることなく、「学び」に専念することもできるのです。

そのことについて、まとめてあるわかりやすいサイトがあります。
参考にしていただければ幸いです。

ベネッセ進研ゼミ中学入試講座・高校入試情報サイト 2021年6月18日付記事
『【岐阜県】私立高校の学費と私立高校授業料の実質無償化』
https://czemi.benesse.ne.jp/open/nyushi/exam/21/feature/1327048_4693.html
⇒国だけでなく、県独自の制度も書かれています。また、入学希望の私立高校とも相談ができます。

岐阜県HP 2021年7月16日更新
『岐阜県私立高等学校等奨学給付金の申請手続きについて』
https://www.pref.gifu.lg.jp/page/61422.html
⇒家計急変のとき『給付対象年収額』もわかります。

通信制高校広場 
『【2022年】高等学校等就学支援金の所得別の給付金額や申請方法を解説!』
https://www.eulerarchive.com/knowledge/syuugaku-shienkin.html
⇒広域性私立通信制高等学校も対象になっています。  

岐阜県内公立高校入試出願始まる

2022年02月12日

 ~今年度の分析は、行いません~

岐阜県内公立高校入試出願始まりました。
数年前から、岐阜県公立高校入試について発信をしてきましたが、
今年度は、分析を行わないことにしました。
電話・ネットでの問い合わせも受け付けません。

よろしくお願いします。


  
Posted by 星野 健  at 12:05Comments(0)岐阜県公立高校志願状況高校入試

【2022年 2月12日追記】ココナラ受付再開しました ~1月30日から7月31日までの期間限定~

2022年01月30日

 ~どんな手を打つか~

期間限定で「ココナラ」での相談活動を再開します。
私の出品サービスは以下の2つです。
期間限定となりますので、よろしくお願いします。

◆岐阜地区限定で、高校受験相談します
経験豊富なプロが、セカンドオピニオンとして相談に乗ります。
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塾に相談に来れない・匿名で相談したい方にお勧めです。

岐阜で看護師を目指すあなたに、進路選択を提案します
地元看護受験指導25年の塾長が、塾に通えない方にも丁寧に説明
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遠方の方も利用されています。



【2022年 2月12日追記】
岐阜で看護師を目指すあなたに、進路選択を提案します
https://coconala.com/services/7862
のみ 継続します。









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本日 岐阜県公立高校2次入試

2021年03月24日

 ~全日制公立高校生になれる時代へ~

本日 公立高校2次入試が行われます。
受験される方は、気を引き締めて最後までやりきってください。
準備不足は、すべての方共通のことです。
今、できる範囲のことを出し切っていきましょう。

高校さえ選ばなければ、全日制公立高校生になれる時代になりました。
公立高校定員割れ校が増え、2次入試の募集人数は増えています。
前年度の関校、今年度の岐山理数科・可児・多治見北と、
進学校でも、定員割れのままスタートとなる場合もあるのです。

進路は多様化しています。
広域性を含む私立通信制高校には、魅力的な学校が毎年のように増えています。
また、高校授業料無償化から、私立高校への進路選択も併願から単願推薦へと、
大きな変化がみられました。これらの変化は来年度も継続、またはさらに加速することでしょう。

新型コロナの影響もあり、近隣で徒歩・自転車で通える学校のニーズが増え、
他地区・遠くの普通科進学校へ通うリスクを避けた可能性もあります。
これらのことを参考にしながら、来年度受験される方は進学先を考えてください。
今は、「親世代での高校進学状況とは全く違う状況」に変わったのです。



  

【19時15分追記あり】昨日の岐阜県公立高校合格発表・2次募集発表について

2021年03月22日

 ~2次入試発表~

0.99倍(実質0.98倍と考えられる)となる総定員割れ初の入試。その結果が出ました。
公立高校に合格された方、おめでとうございます!!
学校によっては山のような宿題が出ているかもしれません。課題テストに向けて、頑張ってください。
塾では入学前課題・課題テスト対策も個人指導で行っています。是非、ご利用ください。
https://reserva.be/hoshino/reserve?mode=service_staff&search_evt_no=dfeJwzNTM0AAACDADN

今年度入試結果が昨日夕刻、県教委でまとめられました。
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/237306.pdf
岐阜県全体で昨年度より定員325名の減少に対し、合格者は567名の減少。
予想以上に公立離れが進み、2次募集数は245名の増加となりました。

今日は2次入試の出願となります。募集校数・募集人数ともに前年度より増えています。
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/237307.pdf
昨日そして今日、中学校でその出願準備をされている方もいるかもしれません。
まずはどこかに出願しないと、明日に変更することはできません。
書類をしっかりと整えて、明日の変更・明後日の入試に備えてください。

1月の志望調査結果・私立高校の出願状況から、今年度のこの流れは「ほぼ決まって」いました。
実際にこれだけの校数・人数の2次募集状況を見ると、前年度からの公立離れはさらに加速しています。
また、岐山のように出願時には定員と出願者が同数であっても、高専合格者が受験しなかったため、
二次募集となる場合もあるのです。加納高校普通科も同様に、不合格者は少なかったと考えられます。

「入試」なので、各校における「1年おきの反動」は、来年度は起こるかもしれません。
たとえば今年、「1ケタ程度の定員割れ」をした学校の場合、
来年度は、定員オーバーとなる可能性の方が高くなります。しかしそうなると、その逆となる学校も出てくるのです。
「進学先の多様化」による公立離れの潮流は、来年度以降も続くことになると見込んでいます。

倍率に極端な偏りが出る入試が続いています。高倍率校受験の場合、不合格の確率も上がります。
こうなると単願推薦・併願共に、私立高校選びが高校入試の重要なカギとなります。
私の塾では、自分に合った岐阜地区・私立高校選択の仕方について、受験相談を行っています。
https://reserva.be/hoshino/reserve?mode=service_staff&search_evt_no=2aeJwzNDQ2sjAAAAQjATA

【19時15分追記】
2次募集出願結果が出ました。
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/237595.pdf
募集人員オーバーの学校はありません。出願者数0が目立ちます。
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/237596.pdf
総括表から、募集人数881名に対し出願は76名でした。


  

本日 岐阜県高校入試合格発表

2021年03月21日

 ~どんな結果でも、次の道はある~

本日、岐阜県公立高校の合格発表があります。
今年は本試験から発表まで半月以上ありました。
結果を待つには、長すぎる期間だと私は感じました。
受験された方は、今日からリスタートとなりますね。

高校入試は資格試験とは違います。「合格基準」に達すれば全員合格するわけではありません。
不合格の人数が決まっている入試なので、運にも左右されるのです。
いろいろな理由で「全力が出せなかった」人もいるでしょう。
そのために、不合格になってしまった方もいるでしょう。

高専合格者が「どの学校にどれだけいるのか」も、わからない状態。
その上での願書変更は、困難だったことと思います。
受験会場へ行ったとき、空席が目立つところもあったことでしょう。
複雑な心境の中での受験、察すると心が痛みます。

しかしそれでも「経験をした」ということが、次の進路選択に役立ちます。
受験のような『一発勝負の状況』に対して、力を十分に発揮できたでしょうか。
(能力)×(意欲)=(結果)となります。意欲が下がれば、結果は小さくなります。
例えば「テスト不安」のため意欲が下がった場合、次の進路選択を考えることも必要です。

私は岐阜聖徳学園高校で、数学非常勤講師として教えています。
公立入試不合格となり、ここに通うことになった人にも毎年のように出会います。
1年たったこの春、高校で頑張り、進級をしている人がほとんどです。
公立高校が不合格だったら「全てが終わってしまうわけではない」のです。

次の進路選択では、AO・推薦・併願推薦も利用できます。
岐阜聖徳学園の場合は系列大学があるので、系列校進学も有利です。
また就職の場合も、学校斡旋での就職も可能です。このように、
「一般」での競争を避け、私立では平常心で臨める進路も考えやすくなります。

今日から2次募集のため、進路を探す方もいるでしょう。
公立2次入試は明日出願、翌日変更日、24日入試と、
心の準備さえ厳しい状況での受験となります。
どんな結果であっても、それを受け止め、『次の自分をつくる決意』をしていきましょう。

どんな結果になったとしても、次の道はあるのです。

※明日のブログに「岐阜県公立高校受験総括と2次募集について」書く予定です。
  

「校則の見直し」の動き

2021年03月18日

 ~自由度が大きな学校が選ばれる方向へ~

参議院での答弁

ここから動きが出てくると感じます。

高校の志願状況を見ても、
「自由度が相対的に高い方」が選ばれる傾向を感じます。
たとえば、公立定時制・通信制よりも私立通信制の人気が今はあります。
斎藤ひでみ先生のいる高校も自由度が高く、定員オーバーが続いています。

今後の文科省通知にも注目しています。
  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)岐阜県公立高校志願状況時事教育全般

明日 2021岐阜県内公立高校第一次選抜 ~0.99倍の入試へ~

2021年03月02日

 ~より良い状態で、試験に~

明日、2021岐阜県内公立高校第1次選抜入試が行われます。
受験される方は、いよいよですね。
中学校では説明会が、本日までに行われていることでしょう。
「追試験」も含め、より良い状態で試験に立ち向かってください。

平均倍率が0.99倍。高専一般受験合格者が受験しないので、実質0.98倍の入試。
前々年度1.03倍、前年度1.00からの大幅な緩和となりました。
高倍率校を受験される方は、私立併願者が多い状況と考えられます。
全力で試験に向かい、結果を待つことになります。

(能力)×(意欲)=(結果)となるのが入試。
当日、会場での状態が入試結果につながります。
意欲で補える部分は十分あるのです。
長い1日ですが、最後までやり切って下さい。

公立単願の方は、より緊張感が高い入試となるでしょう。
今年度は前年同様定員割れ校が多く、2次募集校数・人数も多い年になる見込みです。
それぞれの地区の公立全日制高校に通うことは、学校を選ばなければ可能となる状況になりました。
落ち着いて受験することが大切です。高校生には「なれる」のです。

現中学1・2年生の方・保護者の方々も、今回の公立高校出願から、
変更期間での『動き』に注目していたと思います。
私立高校に推薦入学をする・特別奨学生の権利得て入学する。
私立通信制高校へ入学し、自己実現を軸に高校生活を送る。

…「高校生になる」という選択肢は現在、多様化しています。
いろいろな選択肢からじっくりと進路決定をしていきましょう。
夏休みの学校見学会、秋の相談会を通して進路を決めていくことになります。
私の塾でも『岐阜地区私立高校の選び方』について、個人相談をしています。
RESERVA予約システムから予約する
是非、ご利用ください。
  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)岐阜県公立高校志願状況高校入試

2021 岐阜県公立高校変更後出願数 ~②初の全体倍率1.00倍割れ~

2021年02月23日

~セーフティーネットで公立高校生に~

2021 岐阜県公立高校第一次選抜・連携型選抜変更後出願者数が確定しました。
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/232272.pdf
総括表から全体倍率は初の1.00倍割れの0.99倍。全日制公立高校の状況は変わりました。
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/232273.pdf
「高専一般入試合格者は受験しない」ことを考えれば、実質0.98倍になったと考えられます。

今年の特徴も前年度から続く「分散と偏向」と言えそうです。
そして、この傾向ならび公立倍率低下は、大きな定員削減がない限り続くと考えられます。
進路選択が多様化し、私立通信制高校・私立高校への進学が増加しました。
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/life/125385_281948_misc.pdf
2021年度岐阜・西濃地区全日制私立高校単願者は前年比で129%となったのです。

今、一番注意しなければいけないことがあります。それは「油断」です。
「第一志望学科が定員割れだ!」ということで、安心してほしくないのです。
たとえば、岐阜農林高校は3学科で定員割れ、4学科で定員オーバーです。
ですが、学校全体で25名がオーバーしています。その25名は全ての科から出る可能性があるのです。

公立高校側のセーフティーネットが働くかもしれないのです。第3希望までで合格者を決められるのです。
不合格の25名を決めてから、各学科に合格者を割り振ることもできるのです。
また、定員割れの学校では2次募集が行われます。2つ目のセーフティーネットが働きます。
岐阜地区でチャレンジした生徒が、地元に戻って2次募集を受験することも考えられます。

また、追試験で受験できなかった生徒への受験もあり、
3つ目のセーフティーネットがあります。
来年度以降も、同様の受験環境になると思います。
現1・2年生の方もこのトレンドを、是非意識して下さい。  
Posted by 星野 健  at 00:01Comments(0)岐阜県公立高校志願状況高校入試

2021岐阜県公立高校変更後出願数 ~①岐阜5校+各務原西~

2021年02月22日

 ~いよいよ入試へ~

変更期間が終了しました。結果は各校HPから
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/230922.pdf
岐阜   425(360) 
    
岐阜北  423(360) 
     
長良   433(360) 
     
岐山 普 257(240) 
    
   理 63(80) 
    
加納 普 348(280) 
  
各務原西 312(280) 
     
  変動計 (変更前から6校合計で)-38    
   高専推薦内定72 
一般予想合格者数138前後⇒このうち半数以上がこの6校に出願していると予想されます。 

希望調査・私立併願状況から、岐阜・岐阜北が例年以上の倍率が見込まれました。
今年度も高倍率のまま、入試となりました。2校間での動きはあったものの
「第二希望が併願先私立」という流れは、前年度から継続されているように感じます。
入試倍率は時の運です。最善を尽くすことを考えて受験に向かいましょう。

「高専一般合格者も含まれる」という出願状況のため、次の2校は前年度とは大きく変わりました。
加納は実質の倍率が、前年度よりかなり低下したと考えられます。
岐山は他校からの流入も限定的でした。理数科で高専一般合格者がいる可能性が極めて高く、
学校全体で実質定員割れ(2次募集あり)と考えられます。その数が気になります。

長良は当初「どうなるのか」ビックリしましたが、ほぼ例年並みに収まりました。
各務原西は動きがみられませんでした。各務原高校が定員割れしたことも含め、
「遠くの公立よりも、近くの私立」という考え方が、単願・併願共に根付いた感があります。
岐山の「実質定員割れ」は、その象徴的な状況でした。

全体的に倍率は下がったものの、来年度入試も岐阜5高+各務原西で多くの不合格者が出そうです。
そして「どの学校に不合格が多くなるのか」は、年によって変動し、わからない現状があります。
来年度以降に受験される方も、併願私立高校が進学先になるかもしれません。それだけ併願私立は重要なのです。
私の塾でも岐阜地区での進学相談を行っています。興味のある方は下の入り口からお入りください。
https://reserva.be/hoshino/reserve?mode=service_staff&search_evt_no=2aeJwzNDQ2sjAAAAQjATA

※岐阜県全体の変更後出願数については、
県の総括表が出てから記事にします。
(明日更新予定です)  
Posted by 星野 健  at 14:44Comments(0)岐阜県公立高校志願状況高校入試