2021 岐阜県公立高校変更後出願数 ~②初の全体倍率1.00倍割れ~
2021年02月23日

~セーフティーネットで公立高校生に~
2021 岐阜県公立高校第一次選抜・連携型選抜変更後出願者数が確定しました。
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/232272.pdf
総括表から全体倍率は初の1.00倍割れの0.99倍。全日制公立高校の状況は変わりました。
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/232273.pdf
「高専一般入試合格者は受験しない」ことを考えれば、実質0.98倍になったと考えられます。
今年の特徴も前年度から続く「分散と偏向」と言えそうです。
そして、この傾向ならび公立倍率低下は、大きな定員削減がない限り続くと考えられます。
進路選択が多様化し、私立通信制高校・私立高校への進学が増加しました。
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/life/125385_281948_misc.pdf
2021年度岐阜・西濃地区全日制私立高校単願者は前年比で129%となったのです。
今、一番注意しなければいけないことがあります。それは「油断」です。
「第一志望学科が定員割れだ!」ということで、安心してほしくないのです。
たとえば、岐阜農林高校は3学科で定員割れ、4学科で定員オーバーです。
ですが、学校全体で25名がオーバーしています。その25名は全ての科から出る可能性があるのです。
公立高校側のセーフティーネットが働くかもしれないのです。第3希望までで合格者を決められるのです。
不合格の25名を決めてから、各学科に合格者を割り振ることもできるのです。
また、定員割れの学校では2次募集が行われます。2つ目のセーフティーネットが働きます。
岐阜地区でチャレンジした生徒が、地元に戻って2次募集を受験することも考えられます。
また、追試験で受験できなかった生徒への受験もあり、
3つ目のセーフティーネットがあります。
来年度以降も、同様の受験環境になると思います。
現1・2年生の方もこのトレンドを、是非意識して下さい。
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