決断の時 ~どこに出願するのか~
2021年02月19日

~この週末で、じっくりと~
昨日早朝、地震で目が覚めた。
短く・突き上げるだけの揺れ。「近い」という予測。
気象庁の情報を検索。震源は豊田。岐阜市は震度1。
その時点(午前4時)の積雪は5センチ。それを確認し、ブログを書くことに。
何か予期せぬことが起こったとき。
状況把握・応急処置・次への備えをセットで考える。
入試の出願も同様。思わぬ定員オーバー、不合格、補欠合格…
そして次への「動き」は『即断』となる。
となると…平時からの備えが大切だ。そこから流れを読む。
高校入試では、1月の希望調査⇒私立出願状況⇒公立出願は一連の流れ。
https://nyoki.hida-ch.com/e1105970.html
https://nyoki.hida-ch.com/e1107205.html
https://nyoki.hida-ch.com/e1110339.html
「たら」「れぱ」で、動きを考えていく。
中学2年生の方は、今年の『動き』から単願・併願に限らず、
「私立高校選択の大切さ」を感じてほしい。
備えていれば、多くの人が『想定外』と感じることも、「そう来たか」となる。
准看進学を考えている方も、今週末が決断の時。
補欠合格のみの方は、来週には出願できるよう準備に入る。
ギリギリのタイミングを見計らっての出願となる。
社会人で受験できる方は、2次募集がお勧め。来年度入試は今年以上に不透明だ。
今週末は、決断の時。
決めたら全力で、入試へ。
※週末のブログは休みます。
次回記事は22日月曜日、
岐阜県公立高校出願結果を見ての記事になります。
そのため、夜に更新予定です。
2021 岐阜県公立高校第一次選抜出願変更前総括表から ~現時点でも全日制全体倍率0.99倍~
2021年02月17日

~「公立離れ」が加速~
令和3年度 岐阜県公立高等学校 第一次・連携型選抜 変更前出願者数総括表が公表されました。
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/231298.pdf
現時点で、全日制高校倍率は0.99倍。高専一般合格者のうち少なく見積もって、
「8割程度が岐阜県内出願者」と仮定しても、0.97~0.98倍の入試となり、前年度より公立離れが加速しています。
さらに定時制倍率も低下。
私立通信制の人気に押されている状況です。
全日制職業科、特に工業の倍率低下が激しいため、
岐阜地区だけでなく、変更先の対象となるでしょう。
これだけ倍率が下がると、2次募集の募集人数が増えることになります。
「公立のみの受験」の場合、定員割れ校の状況把握も大切となります。
変更期間で大きなデコボコが修正されれば、不合格の人数はかなり減るでしょう。
逆に「併願私立が第2希望」の受験生が多いと、その学校の動きは小さくなるでしょう。
変更期間が終わったときに、
「どのような動きだったのか」を確認し、記事にしたいと思っています。
【17日 17時30分追記】2021 岐阜県公立高校第一次選抜出願締め切り ~ここからは「予測」で動くことに~
2021年02月16日

~岐阜高専「願書引き」がない中で~
16日出願締め切りでの状況
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/230922.pdf
募集人員 出願者数
岐阜 360 442 +82
岐阜北 360 426 +66
長良 360 495 +135
岐山 普 240 189 -51
理 80 55 -15
加納 普 280 370 +90
各務原西 280 312 +32
計 +339
一月希望調査のとき +427と比較し88名の減少(例年の減り方より多い状況)
この減少分例年とは違い、岐阜高専推薦合格者によるものだけではないようです(今年度の推薦合格者は、例年より少ない)。
私立単願への切り替え・自由度の高い広域性通信制高校が選択されたのかもしれません。
また、岐阜地区外からの岐阜地区流入に歯止めがかかったのかもしれません。
今年度の岐阜高専の入試日程は、21日受験、26日発表となります。
そのため、22日変更期間終了までに、例年行われる「願書引き」ができません。
ですので、岐阜地区に限らず、実受験人数と出願人数が大きく違う学校も出るのです。
https://nyoki.hida-ch.com/e1109236.html
ここからは、前年度の「流れ」から予想するしかない状況。
出願時
https://nyoki.hida-ch.com/d2020-02-25.html
変更初日
https://nyoki.hida-ch.com/d2020-02-26.html
「動く」のか、「とどまる」のか。その判断が迫られています。
前年度岐阜5校+各務原西で変更初日-56人(ほぼ、高専合格者願書引き)だったことを考えると、
今年度実際に受験する人は、『変更後の岐阜5校+各務原西合計』で-60~-70人と予想されます。
(前年度と比較し、岐阜高専推薦合格者が30名程度少ないため)
ただ、どの学校の実際の受験生が減るのかは、全くわかりません。
岐阜全体については、18時以降県教委発表資料を基に、
明日のブログで書く予定です。
【17日 17時30分追記】
変更初日の結果が出ました。
上記pdfから確認できます。
岐阜⇒岐阜北、長良⇒岐山の流れはありました。
加納はやはり、動きにくい状況。
出願段階での「高専一般受験生が多い」
という『過去の傾向』を読んでいるのかもしれません。
例年、明日からの動きがどの学校も本格的になります。
ただし、1日の結果だけ見ると表面上
「動いていない」
と感じることもあるでしょう。例えば午前中、大幅に減り、
午後から大幅に増え、結果的にプラス・マイナス0ということもあるのです。
また明日からの2日間、雪のため動きが取れない場合も考えられます。
そうなると、最終日22日午前中だけの動きとなり、
近隣への変更のみの動きとなるかもしれません。
こうなると、他地区への動きは「ほとんどなくなる」ことになるでしょう。
いよいよ岐阜県公立高校出願へ ~「出願者数」=「受験者数」とならない学校も~
2021年02月11日

~私立高校入試からの慌ただしい日程~
岐阜県公立高校への出願が昨日から開始となりました。
例年に比べ、慌ただしい日程となっています。中には私立入試の結果待たずに出願となった方もいるでしょう。
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/208167.pdf
さらに例年よりも『岐阜5校』は、高倍率のまま、入試へと向かうことになりそうです。
例年、変更期間中に行われる「高専合格者の願書引き」・「引く」ことで、受験しない方の人数分が減りました。
今年はこの「引き」が、できない日程になっています。「実受験者数が分からない学校」が岐阜地区では『岐阜5校』となりそうです。
https://www.gifu-nct.ac.jp/admission/exam_regular/
例年同様、岐阜高専一般入試は21日、発表が26日となっているからです。
この『岐阜5校』のうち、どの高校に、何人の高専合格者が出願しているかは、わかりません。
例年、高専合格者の多い出願学校の傾向がわかっていても、それが「今年にも必ず当てはまる」とは言い切れません。
さらに岐阜地区外の生徒が多く合格すれば、当日の岐阜地区全体の受験者数は、それほど減りません。
願書は出されたまま。そして、「実際の倍率は分からない」という学校が『岐阜5校』になりそうです。
ですので、先日のブログに書いた内容
https://nyoki.hida-ch.com/e1105970.html
実際の受験者数の減少が、岐阜5校+各務原西で160±30名程度であったとしても、
最終の出願者数の減少は、上記6校で「それほど多くはない状況」となりそうなのです。
岐阜高専の前年度推薦合格者は99名、一般合格者は110名でした。
今年度推薦合格者は72名、推測される一般合格者は137名前後となるでしょう。
前年度より、多くの受験生が「岐阜県内公立高校を受験しない」ことになるのは予想できますが、
どの地区から…まして自分が受験する学校から、どの程度減るのかは、予測がつかないのです。
また、最終出願者が定員を100人以上超えていたとしても、
実際に試験を受けて不合格になる人は、100人未満の場合もあり得るのです。
今年度の統計からは「出願者数」「受験者数」の両方が必要と感じます。
実際、国の統計e-statによる看護師等学校養成所入学状況調査では「応募者数」「受験者数」の両方が調査されています。
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450141&kikan=00450&tstat=000001022606&cycle=8&tclass1=000001146308&tclass2=000001146310&tclass3val=0
公立高校のセーフティーネット ~令和3年度岐阜地区私立高校入学志願状況から②~
2021年02月01日
~安心して公立受験できる状況に~
1月30日の記事の続きとなります。
https://nyoki.hida-ch.com/e1107205.html
岐阜地区私立8校のそれぞれの併願者数増減から、「高倍率校受験への備え」と、
また、定員割れ校受験のため「公立単願への切り替え」を感じます。
この流れの変化は、前年度からの岐阜県公立高校入試制度変更による影響によると考えられます。
さらに今年度は新型コロナ対応のため、入試を3月3日に前倒ししました。
追試験の実施、第2志望・第3志望の選択幅の拡大という「セーフティーネット」が影響しています。
「やむを得ない理由により第一次選抜を欠席した場合」を考え、私立併願をしている方が減っているのでしょう。
もし仮に新型コロナ等の影響で受験ができなかったとしても、
追試験なら、熱は下がり体力も回復し「より良い状況での」受験が可能でしょう。
さらに人気の偏りによる「定員割れ」校が増加すれば、2次募集校も前年度より増えるでしょう。
公立定員割れ校で実施される2次入試という「セーフティーネット」がさらに効果的になります。
岐阜県高校入試に向かう受験状況は、前年度からは大きく変化しました。
私立出願状況から「滑り止め」としての私立選択は減り、併願の場合は「第二志望校」という感覚になってきました。
そして今年度公立入試は高倍率校はより倍率が厳しく、定員割れ校数は増加する予想が立ちます。
来年度以降に受験される方も、是非、この「流れ」を意識して受験校選択をして下さい。
このように私立高校受験選択は、単願・併願にかかわらず、その後の進路に大きな影響が出ます。
特に、高校進学後の進路を決めている方には「私立高校の方が、かなり有利な場合」もあるのです。
『塾・ほしの』では、新3年生の方・保護者の方を対象に、「岐阜地区私立高校の選び方」個別相談を行っています。
https://reserva.be/hoshino/reserve?mode=service_staff&search_evt_no=2aeJwzNDQ2sjAAAAQjATA
遠方の方・匿名での相談は『ココナラ』で、期間限定で行っています。
https://coconala.com/services/7862?ref=profile_top_service
※次回ブログ更新は、多治見准看合格発表結果の予定です。
塾生連絡後での更新となります。
高校受験の多様化 ~令和3年度岐阜地区私立高校入学志願状況から①~
2021年01月30日

~岐阜地区の私学志願状況からの考察~
令和3年度 岐阜県私立高等学校 入学試験志願状況が毎日のように更新されています。
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/life/125385_281948_misc.pdf
令和2年度については、以下の通りです。
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/158080.pdf
岐阜地区については通信制を含め、結果が出そろいました。
令和3年度と令和2年度との比較をし、3つの点に注目しています。
1つ目は、通信制の人気が継続していることです。今年も単願者が増えました。
岐阜地区の私立通信制高校人気は、単願・併願ともにあります。
また、N高のような広域通信制高校への進学も全国的に増えています。
県内・通学できる愛知県内にも各校のサポート校があり、普段から通うこともできます。
2つ目は、私立単願が前年度より減っていることです。前年度に比べ、
実数としては岐阜地区8校の単願志願者合計数は1516⇒1461と-55人となっています。
岐阜地区受験生減少のため私立8校の総定員は-25人となっています。
私立は「単願で毎年定員の約6割の生徒が進学」するので、本来なら-15人程度となると考えられます。
3つ目は、岐阜地区受験生減少にもかかわらず、鶯谷併願者数1643⇒1701と58人増えていることです。
状況から考えると、岐阜高校・岐阜北高校への出願者が前年度より増える見込みとなります。
「鶯谷が第2志望」であれば、変更期間でも動きが減ります。私立単願の減少は、この2校併願増との関係が強く、
この2校に出願する方は、前年以上に高倍率となる覚悟も必要でしょう。
以上のことから、前年度よりもさらに「高校受験の多様化」が、よりハッキリとする年になる予感がします。
その影響は、公立高校の出願状況に出ると考えられます。
具体的には、定員割れの学校が前年度よりさらに増え、合格しやすくなるでしょう。
逆に定員オーバーの学校は、前年度並みの高倍率になる予感がします。
https://nyoki.hida-ch.com/e1105970.html
2021年 岐阜県公立高校進路希望調査結果から
2021年01月23日

~今年の受験倍率も、前年度同様「格差」が出る見込み~
岐阜県教育委員会は県内公立高等学校への進路希望状況の結果を公表しました。
令和3年3月中学校卒業予定者を対象に、令和3年1月時点での希望を調査。
下はその結果。岐阜県公立全日制課程では合計で-235名という状況です。
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/227034.pdf
この調査結果から、岐阜地区は前年度と「ほぼ変わらない状況」となりました。
岐阜5校+各務原西で、定員に対し+427名。
このままでいくと岐阜地区の不合格の大半は、
「この6校と岐阜総合・県岐商から」ということになります。
前年度同調査では、上記6校定員に対し+443名
6校合計では、最終的には去年より少な目の不合格者が出る見込みです。
ただし前年度同様、各校での差は大きくなる見込みです。
例年の動きから、今後の予想をしてみましょう。
出願時・変更時に、6校以外へ出願される方の人数が減少します。
また、岐阜高専合格者の岐阜県内出願予定者数も減っていきます。
今年度も、160名±30名程度、出願・変更期間後に減少が予想されます。⇒この変化が表面化しないのが、今年の特徴となります。
私立併願校が「第二希望」であれば、前年度同様に
変更期間にも志望校の変更は少なくなると考えられます。
この結果を元に、最初の出願先は慎重に選びたいものです。
変更期間に「変更しにくい」状況になることは、想定しておきましょう。
調査結果から、公立全日制課程の平均倍率は前年度からさらに減少し、0.98倍。
岐阜5校+各務原西へ受験生が集中している傾向は変っていません。
去年からの大きな変化は、止まっていません。公立全日制離れが続いています。
前々年度+322名から、前年度-5名とマイナスに転じ、今年度-235名となっています。
岐阜地区私立通信制高校人気の継続とともに、
前年度からの私立高校授業料無償化が、上記8校以外に影響を及ぼした結果となりました。
https://nyoki.hida-ch.com/e1008307.html
また、公立定時制・通信制よりも私立通信制ならびそのサポート校が選ばれる流れも感じます。
塾では新入塾生を募集中です。塾について興味のある方は、エキテンHPをご覧ください。
https://www.ekiten.jp/shop_1441812/
新型コロナウイルスに対応し集団指導は休止。個人または家族指導限定となっています。
テスト前だけの通塾・社会人の方も含め不定期通塾にもネット予約で対応しています。
https://reserva.be/hoshino
現状から未来を想像する ~いろいろな「シナリオ」に備えていく~
2020年04月06日
~情報を更新し、思考を重ねる~
新型コロナウイルスに対し、岐阜市長から強いメッセージが出された。
広報広聴課です。
— 岐阜市役所/Gifu City (@city_gifu) April 5, 2020
4月5日(日)20時より行われた岐阜市長臨時記者会見の動画を、Youtube岐阜市公式チャンネルにアップしました。
新型コロナウイルス感染症に関する市民の皆様へのメッセージも含まれています。
下記リンクからご覧いただき、感染拡大防止に努めてください。https://t.co/K1yzVlvxN7
岐阜市においての感染には、常に情報の更新が必要となる。
その情報をもとに考え、今後の行動を変えていく。
現状から未来を想像する。
そして「いろいろなシナリオ」を考え、次に備えていく。
まずは「人権」を意識していくこと。そこから始めないと、初動から間違う。
そして、手続き論を大切にし、間違った場合は修正していく。
私は毎年、ブログで岐阜県高校入試について発信している。
https://nyoki.hida-ch.com/c61132.html
いろいろなシナリオの中から、次を想像している。
やっていることは、上記の通りだ。新型コロナウイルスに対しても、
「普段、やってきていること」を、繰り返すだけだ。
4月4日迄の厚労省発表値(PCR検査陽性者国内事例)を追加しました。予測値(青線)を5〜6日遅れできれいにトレースしてますね
— nonoちゃん (@n_o_pzdr) April 5, 2020
対数プロットも添付しました。このままのペースで増加が続けば4月18日頃に1万人突破が予想されます。
不要不急の外出は控えましょう#新コロ#感染シミュレーション pic.twitter.com/aLzeXR06gh
個人で発信されている、この情報は「有用だ」と感じている。
今後も現状認識をする際に、お世話になる。
【11時追記】
講師をしている岐阜聖徳学園高校の授業も、4月19日までは行われないことになった。
幸いなことに、担当するクラスは全員1人1台iPadを持っている状況となる。
私は個人的に、ICTを使って自宅でも学べる授業の展開を考えることにした。
教える時間・課題提出の時間・演習の時間を再編する作業を開始する。
今後、19日までブログは不定期更新となります。
更新頻度が極端に上がったり、1週間なかったり…ということになりそうです。
よろしくお願いします。
大学付属校に人気集中 ~都内の流れが、来年の岐阜にも~
2020年03月26日

~岐阜も今後「首都圏の流れ」と同様に~
岐阜の高校入試状況は、首都圏の流れに似てくる傾向がある。
前年度の首都圏の流れが、1~2年遅れで岐阜にやってくる。
今年度定員割れ公立高校は2次募集後でも約半数となりそうだ。首都圏以上に入学しやすい状況となった。
都内と同様の流れになれば来年度、学校・学科を選ばなければ公立に入学しやすくなるだろう。
公立進学校へ高倍率を乗り越え見事合格しても、大学入試の全体像が見えてこない。
また、これから修正を重ねて大学入試制度が整うには時間がかかると考えられる。
その影響で都内では早くから、私立大学付属校に入学する人が増える傾向がある。
そして、高校入試が付属校に入学する「最後のチャンス」となる。
「都立高離れ」定員割れが増加 私立大付属校に人気集中 https://t.co/NYDW1GZot8 「私立高の実質授業料無償化などの支援制度の充実や、私立大の定員厳格化で大学受験が狭き門になるなか、大学付属校などに受験生が流れている」。
— 舞田敏彦 (@tmaita77) March 24, 2020
中学生の時から、進路が明確になっている生徒さんも少なくない。そのような生徒さんは
高校生になっても「ぶれずに」進学先を決めていく傾向がある。
大学付属校の場合、「系列校推薦」があり、希望する学部への進学も有利だ。
併願推薦で他の大学にも挑戦できる。このように公立高校から進学するよりもメリットが大きい。
さらに今年度終盤のように、新型コロナウイルスの影響で授業が困難になっても影響は少ない。
ICT化が進んでいる私立高校・私立通信制高校の場合、それを補うことはできる。
岐阜聖徳学園高校でもICT化が進み、今年度新入生から全員1人1台iPadとなっている。
http://www.sakawa.net/blog/202002/2975
文部科学省GIGAスクール構想を先取りする形で、
岐阜聖徳学園では令和3年度からは全学年iPadでの配信が可能となる。
ICT化が進んでいる学校ほど、今後の急な状況変化にも柔軟に・個別に対応できるだろう。
ICT化が進む私立高校・私立通信制高校は、来年度はさらに進学先として選ばれる可能性を秘めている。
岐阜県公立高校第二次選抜変更後出願数
2020年03月21日
~全校1.00倍以下に~
岐阜県公立高校第二次選抜変更後出願数が発表されました。
https://www.pref.gifu.lg.jp/kyoiku/gakko-kyoiku/gakko-nyushi/17782/index.data/R02_0320_2shutsugan_ato_hp.pdf
https://www.pref.gifu.lg.jp/kyoiku/gakko-kyoiku/gakko-nyushi/17782/index.data/R02_0320_2soukatsu_ato_hp.pdf
全ての学校で1.00倍以下となりました。
気になっていた関高についても、2名減少。
全体出願者総数は65名から64名となり、1名減りました。
入試は迫っています。
それぞれやるべき内容をしっかりと振り返って、受験してください。
現中学2年生の方は、来年が入試の年となります。
今年度、激戦だった学校は「そのまま」もしくは「それ以上」に激戦となる可能性があります。
また、微妙な定員割れの学校については、来年度巻き返す可能性が高いと考えられます。
大幅な募集不足の学校については「1クラスの定員減」となる可能性もあります。
「どこへ出願すれば安心」という学校は「ない」と考えたほうがいいでしょう。
ただ、「どこかの学校・学科は定員割れをする」ということなのです。それがどこかは予想できません。
自分の希望とマッチする進路先がすべて厳しい状況となったり、その逆となることもあるのです。
そのために、約半年間・学校見学をしっかりとし、秋には自分に合った学校を選択することとなるのです。
ポイントは私立高校・私立通信制高校の選択です。「第一志望の人がどこまで増えるか」にかかっています。
私立各学校の特徴が「さらに際立ったもの」になり、多様化の流れを促進すると考えられます。
第一志望・第二志望ともに「公立」という方は、「運の要素」に一番左右されることになるのです。
そのことが、この2次出願状況から感じ取っていただければと思うのです。
今年度の岐阜県公立高校志願状況の記事は、これにて終了となります。
また、来年度も同じ時期に記事にしていき、進路決定の参考にしていただければと願っています。
1月末からの2か月間、たくさんの記事を読んでいただきありがとうございました。