公立高校のセーフティーネット ~令和3年度岐阜地区私立高校入学志願状況から②~
2021年02月01日
~安心して公立受験できる状況に~
1月30日の記事の続きとなります。
https://nyoki.hida-ch.com/e1107205.html
岐阜地区私立8校のそれぞれの併願者数増減から、「高倍率校受験への備え」と、
また、定員割れ校受験のため「公立単願への切り替え」を感じます。
この流れの変化は、前年度からの岐阜県公立高校入試制度変更による影響によると考えられます。
さらに今年度は新型コロナ対応のため、入試を3月3日に前倒ししました。
追試験の実施、第2志望・第3志望の選択幅の拡大という「セーフティーネット」が影響しています。
「やむを得ない理由により第一次選抜を欠席した場合」を考え、私立併願をしている方が減っているのでしょう。
もし仮に新型コロナ等の影響で受験ができなかったとしても、
追試験なら、熱は下がり体力も回復し「より良い状況での」受験が可能でしょう。
さらに人気の偏りによる「定員割れ」校が増加すれば、2次募集校も前年度より増えるでしょう。
公立定員割れ校で実施される2次入試という「セーフティーネット」がさらに効果的になります。
岐阜県高校入試に向かう受験状況は、前年度からは大きく変化しました。
私立出願状況から「滑り止め」としての私立選択は減り、併願の場合は「第二志望校」という感覚になってきました。
そして今年度公立入試は高倍率校はより倍率が厳しく、定員割れ校数は増加する予想が立ちます。
来年度以降に受験される方も、是非、この「流れ」を意識して受験校選択をして下さい。
このように私立高校受験選択は、単願・併願にかかわらず、その後の進路に大きな影響が出ます。
特に、高校進学後の進路を決めている方には「私立高校の方が、かなり有利な場合」もあるのです。
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※次回ブログ更新は、多治見准看合格発表結果の予定です。
塾生連絡後での更新となります。
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