大学付属校に人気集中 ~都内の流れが、来年の岐阜にも~
2020年03月26日

~岐阜も今後「首都圏の流れ」と同様に~
岐阜の高校入試状況は、首都圏の流れに似てくる傾向がある。
前年度の首都圏の流れが、1~2年遅れで岐阜にやってくる。
今年度定員割れ公立高校は2次募集後でも約半数となりそうだ。首都圏以上に入学しやすい状況となった。
都内と同様の流れになれば来年度、学校・学科を選ばなければ公立に入学しやすくなるだろう。
公立進学校へ高倍率を乗り越え見事合格しても、大学入試の全体像が見えてこない。
また、これから修正を重ねて大学入試制度が整うには時間がかかると考えられる。
その影響で都内では早くから、私立大学付属校に入学する人が増える傾向がある。
そして、高校入試が付属校に入学する「最後のチャンス」となる。
「都立高離れ」定員割れが増加 私立大付属校に人気集中 https://t.co/NYDW1GZot8 「私立高の実質授業料無償化などの支援制度の充実や、私立大の定員厳格化で大学受験が狭き門になるなか、大学付属校などに受験生が流れている」。
— 舞田敏彦 (@tmaita77) March 24, 2020
中学生の時から、進路が明確になっている生徒さんも少なくない。そのような生徒さんは
高校生になっても「ぶれずに」進学先を決めていく傾向がある。
大学付属校の場合、「系列校推薦」があり、希望する学部への進学も有利だ。
併願推薦で他の大学にも挑戦できる。このように公立高校から進学するよりもメリットが大きい。
さらに今年度終盤のように、新型コロナウイルスの影響で授業が困難になっても影響は少ない。
ICT化が進んでいる私立高校・私立通信制高校の場合、それを補うことはできる。
岐阜聖徳学園高校でもICT化が進み、今年度新入生から全員1人1台iPadとなっている。
http://www.sakawa.net/blog/202002/2975
文部科学省GIGAスクール構想を先取りする形で、
岐阜聖徳学園では令和3年度からは全学年iPadでの配信が可能となる。
ICT化が進んでいる学校ほど、今後の急な状況変化にも柔軟に・個別に対応できるだろう。
ICT化が進む私立高校・私立通信制高校は、来年度はさらに進学先として選ばれる可能性を秘めている。
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