いよいよ岐阜県公立高校出願へ ~「出願者数」=「受験者数」とならない学校も~
2021年02月11日

~私立高校入試からの慌ただしい日程~
岐阜県公立高校への出願が昨日から開始となりました。
例年に比べ、慌ただしい日程となっています。中には私立入試の結果待たずに出願となった方もいるでしょう。
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/208167.pdf
さらに例年よりも『岐阜5校』は、高倍率のまま、入試へと向かうことになりそうです。
例年、変更期間中に行われる「高専合格者の願書引き」・「引く」ことで、受験しない方の人数分が減りました。
今年はこの「引き」が、できない日程になっています。「実受験者数が分からない学校」が岐阜地区では『岐阜5校』となりそうです。
https://www.gifu-nct.ac.jp/admission/exam_regular/
例年同様、岐阜高専一般入試は21日、発表が26日となっているからです。
この『岐阜5校』のうち、どの高校に、何人の高専合格者が出願しているかは、わかりません。
例年、高専合格者の多い出願学校の傾向がわかっていても、それが「今年にも必ず当てはまる」とは言い切れません。
さらに岐阜地区外の生徒が多く合格すれば、当日の岐阜地区全体の受験者数は、それほど減りません。
願書は出されたまま。そして、「実際の倍率は分からない」という学校が『岐阜5校』になりそうです。
ですので、先日のブログに書いた内容
https://nyoki.hida-ch.com/e1105970.html
実際の受験者数の減少が、岐阜5校+各務原西で160±30名程度であったとしても、
最終の出願者数の減少は、上記6校で「それほど多くはない状況」となりそうなのです。
岐阜高専の前年度推薦合格者は99名、一般合格者は110名でした。
今年度推薦合格者は72名、推測される一般合格者は137名前後となるでしょう。
前年度より、多くの受験生が「岐阜県内公立高校を受験しない」ことになるのは予想できますが、
どの地区から…まして自分が受験する学校から、どの程度減るのかは、予測がつかないのです。
また、最終出願者が定員を100人以上超えていたとしても、
実際に試験を受けて不合格になる人は、100人未満の場合もあり得るのです。
今年度の統計からは「出願者数」「受験者数」の両方が必要と感じます。
実際、国の統計e-statによる看護師等学校養成所入学状況調査では「応募者数」「受験者数」の両方が調査されています。
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450141&kikan=00450&tstat=000001022606&cycle=8&tclass1=000001146308&tclass2=000001146310&tclass3val=0
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