2021年 岐阜県公立高校進路希望調査結果から
2021年01月23日

~今年の受験倍率も、前年度同様「格差」が出る見込み~
岐阜県教育委員会は県内公立高等学校への進路希望状況の結果を公表しました。
令和3年3月中学校卒業予定者を対象に、令和3年1月時点での希望を調査。
下はその結果。岐阜県公立全日制課程では合計で-235名という状況です。
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/227034.pdf
この調査結果から、岐阜地区は前年度と「ほぼ変わらない状況」となりました。
岐阜5校+各務原西で、定員に対し+427名。
このままでいくと岐阜地区の不合格の大半は、
「この6校と岐阜総合・県岐商から」ということになります。
前年度同調査では、上記6校定員に対し+443名
6校合計では、最終的には去年より少な目の不合格者が出る見込みです。
ただし前年度同様、各校での差は大きくなる見込みです。
例年の動きから、今後の予想をしてみましょう。
出願時・変更時に、6校以外へ出願される方の人数が減少します。
また、岐阜高専合格者の岐阜県内出願予定者数も減っていきます。
今年度も、160名±30名程度、出願・変更期間後に減少が予想されます。⇒この変化が表面化しないのが、今年の特徴となります。
私立併願校が「第二希望」であれば、前年度同様に
変更期間にも志望校の変更は少なくなると考えられます。
この結果を元に、最初の出願先は慎重に選びたいものです。
変更期間に「変更しにくい」状況になることは、想定しておきましょう。
調査結果から、公立全日制課程の平均倍率は前年度からさらに減少し、0.98倍。
岐阜5校+各務原西へ受験生が集中している傾向は変っていません。
去年からの大きな変化は、止まっていません。公立全日制離れが続いています。
前々年度+322名から、前年度-5名とマイナスに転じ、今年度-235名となっています。
岐阜地区私立通信制高校人気の継続とともに、
前年度からの私立高校授業料無償化が、上記8校以外に影響を及ぼした結果となりました。
https://nyoki.hida-ch.com/e1008307.html
また、公立定時制・通信制よりも私立通信制ならびそのサポート校が選ばれる流れも感じます。
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