e-Statで見る 岐阜県内看護受験環境の変化2020 ~②第二看護学校~

2020年12月25日
e-Statで見る 岐阜県内看護受験環境の変化2020 ~②第二看護学校~
 ~2021年度も、倍率微増が続くのか?~

准看護師の免許を持っている人で、看護師を目指す人が通う学校。
それが「第二看護学校」です。
岐阜県の第二看護学校は、ピーク時で6校ありました。
その後、豊田学園は短大に、平成医療の通信制は募集停止となり、現在では県内4校となっています。

■数字の変化で確認しましょう(すべて岐阜県のデータです)。
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)(http://www.e-stat.go.jp/
数字は 受験者 合格者 倍率 
2009年 340  226  1.50  
2010年 298  221  1.34  
2011年 305  214  1.42  
2012年 342  223  1.53 
2013年 314  220  1.47   
2014年 365  229  1.56 (岐阜市第二看護・最終募集)
2015年 367   234    1.57
2016年 299   178    1.68 (県衛生定員減)
2017年   250  181   1.38
2018年 173  160   1.08
2019年 193  171   1.13
2020年 198  161   1.23

2020年度入試を振り返ってみると、
198-161=37となり、不合格者は4校で37名となります。
そのうち、全日制県衛生での不合格者は30名。定時制医師会立3校では7名となります。
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/10515.pdf

県衛生は「アドミッションポリシーによる入試選抜」を行っています。
そのため「定員まで合格者を出す」とは、限りません。
今年度公募入試でも、不合格の方が少なくなかった状況です。
「県衛生のみ」の受験は、かなりリスクが高くなります。

となると「定時制医師会立3校の2次募集があるかどうか」ということになります。
今年度は医師会3校とも推薦入試で前年度以上の合格者を出しています。
第二志望となる学校の2次募集が前年度と違い「ない」場合も想定されます。
東濃看護の募集が今年度と来年度で終了です。その影響が岐阜県に今年から出るかもしれません。

スポンサーリンク
塾の予約はこちらから➡ RESERVA予約システムから予約する
同じカテゴリー(看護)の記事
 公立看護学校は現役が有利 ~社会人は「新課程の数学」が必要~ (2025-04-26 11:52)
 岐阜県立衛生専門学校 令和7年度も国家試験合格率100% (2025-04-12 20:23)
 准看・看護学校等受験対策個別支援~岐阜県内在住・ひとり親の方~ (2025-04-12 18:25)
 弥冨看護通信制2026年度募集要項 ~推薦入試は今年も書類選考のみ~ (2025-04-10 11:08)
 准看の入試問題 ~出題範囲は高校入試程度まで~ (2025-04-07 19:57)
 岐阜市医師会准看護学校 進学・就職状況更新 (2025-04-04 08:07)
Posted by 星野 健  at 00:01 │Comments(0)看護岐阜市医師会准看護学校
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
削除
e-Statで見る 岐阜県内看護受験環境の変化2020 ~②第二看護学校~
    コメント(0)