社会人の看護チャレンジ ~岐阜県公立看護入試の厳しさ~

2020年03月01日
社会人の看護チャレンジ ~岐阜県公立看護入試の厳しさ~
 ~現役高校生が圧倒的有利な状況~

塾では少人数指導は現在、行っていません。
個人の進路相談・入塾相談は続いています。
ご希望の方は、以下の入り口からお入りください。
https://reserva.be/hoshino

先日も社会人の方で、岐阜県公立看護学校の受験を考えている方と面談しました。
社会人が岐阜県公立看護入試で合格する可能性は、極めて低い状況です。
政府の統計e-statで、過去3年分が確認できるが、岐阜県は圧倒的に現役高校生が有利。
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003355863

岐阜県の場合、現役高校生は、推薦入試を受験することができます。
そこで、定員の約半数の方が合格します。社会人推薦入試は存在しません。
一般入試は国語・数学・英語。
「現役」と「働きながら学ぶ社会人」との勝負となるので、元の学力がよほど高くないと厳しい。

このように岐阜県内の公立受験だけでは厳しいので、補完的な選択肢は3つとなります。
①他県の公立②県内の短大・大学③准看⇒第二看護
経済的な状況、家庭での役割、「来年度中に進路を決める」など、個人的な背景から進路を考えていただいています。
そして、進路が決まった段階で通塾を開始するのです。

時期がずれれば「併願」も可能です。例えば、
年内は、愛知県の社会人推薦、岐阜県の短大推薦を狙い「1校確保」を目指します。
年明けに、本命の岐阜県の公立看護学校を受験します。もし、1校も受かっていない場合は、
3月第1日曜が受験日の「岐阜市医師会准看護学校2次入試」を受験するのです。

岐阜市医師会准看護学校は「第二看護学校」へ半数以上が進学する「進学校」です。
公立看護学校が不合格となり、岐阜准2次入試を受験する方も少なくありません。
そして、卒業後は岐阜県立衛生専門学校第二看護(2年間)へ進学します。
准看2年+高看2年の4年間で、看護師を目指します。

浪人しても、次の年に公立看護学校に合格するとは限りません。
それならば、一歩ずつ段階を踏んで『次に進む』ことを選択する方も少なくないのです。
費用負担もそれほど大きくはなりません。
准看では「働きながら学ぶ」ことも、できるのです。

目標の設定が、看護師を目指すときには一番大事になります。
岐阜県には多様な進路があり、選択肢が他県より豊富にあります。
現役高校生の方だけでなく、社会人の方も是非チャレンジして下さい。
岐阜県には看護師になれるチャンスがあるのです。
スポンサーリンク
塾の予約はこちらから➡ RESERVA予約システムから予約する
同じカテゴリー(看護)の記事
 公立看護学校は現役が有利 ~社会人は「新課程の数学」が必要~ (2025-04-26 11:52)
 岐阜県立衛生専門学校 令和7年度も国家試験合格率100% (2025-04-12 20:23)
 准看・看護学校等受験対策個別支援~岐阜県内在住・ひとり親の方~ (2025-04-12 18:25)
 弥冨看護通信制2026年度募集要項 ~推薦入試は今年も書類選考のみ~ (2025-04-10 11:08)
 准看の入試問題 ~出題範囲は高校入試程度まで~ (2025-04-07 19:57)
 岐阜市医師会准看護学校 進学・就職状況更新 (2025-04-04 08:07)
Posted by 星野 健  at 18:27 │Comments(0)看護岐阜市医師会准看護学校
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
削除
社会人の看護チャレンジ ~岐阜県公立看護入試の厳しさ~
    コメント(0)