「超過死亡」という見方 ~新型コロナ関連死も含めて~
~もはや2011年と同水準に?~
「超過死亡」という言葉が、ツイッターのトレンドに。
新型コロナ、真の被害規模示す「超過死亡」 専門家ら注目https://t.co/eoDdOzqmCM
— AFPBB News (@afpbbcom) May 15, 2020
各国当局の発表に基づくと、世界で新型コロナウイルスにより命を落とした人の数は30万人余りとなっているが、死者数の集計方法によっては真の犠牲者数はこれよりもはるかに多い可能性がある。
日本の状況については、どうなのか。
ネットには、様々な情報が流れている。
こういうときは、データを元に分析している人を探す。
何度も言うけど、公表値ですら、アジアオセアニアでは最悪クラスだからな。もう日本は死者が少ないなんていうのは幻想、虚偽でしかない。 https://t.co/luXyOtc2w4
— ふす (@fusu3) May 16, 2020
人口比では、東アジアで中国・韓国を上回り1位。アジア全体でも2位の死者数。
これまで公開が確認された都市の4月死亡者数の集計です。
— ふす (@fusu3) May 15, 2020
32都市中25都市が高齢化の影響を補正した平均値を上回っています。
関東では横須賀市を除く都市で平均を超過、8都市で10%以上超過しています。
また関西の都市もすべて平均から超過しています。 pic.twitter.com/SKkpdPaTT4
グラフ化から、過去と比較をされている。
現在死者数が公開されている都市を累計したものから、日本全体の死者数を予測。5年平均からの乖離割合から全体に死者数を予測したものを、ちょっと甘めに1%減らしてみた(適当)。それを2003年からの4月の死者数を年別にプロットして線形を引いた。2011年東日本大震時並みにズレてまし。 pic.twitter.com/CoIbbt94tK
— ふす (@fusu3) May 15, 2020
これは全体の15%程度。夕方には新しいデータに更新された。
これまで公開を確認した42都市の2020年4月死者数をまとめました。33都市で高齢化の影響を補正した過去5年平均を超過しています。特に関西、関東は横須賀市を除いてすべて超過しています。 pic.twitter.com/ybRj9fbS5A
— ふす (@fusu3) May 16, 2020
これで全体20%程度。傾向は15%の時と変わらない。今後、さらにデータが増すので注目していく。
超過死亡の原因は、災害なども当然含まれる。その関連死も数に入ることになる。
新型コロナに対応する病床数を増加させ、全体の病床数を減らす予算案からすると、
今後は新型コロナ以外での入院が厳しくなり、そのために命を短くする人が増える恐れがある。
また経済的に厳しくなり失業者数が増えると、日本では自殺者が増える傾向がある。
ブログ更新。データえっせい: 失業率による自殺者数の見積もり https://t.co/cNlOmty3QI「経済停止が長引くと,失業率は軽く5%を超え,再び自殺者3万人超の時代にバックしちゃいそうです。…失業率が2ケタになったら,目を覆いたくなる事態になります。」 pic.twitter.com/9dvyeCFtZJ
— 舞田敏彦 (@tmaita77) May 2, 2020